2010年10月25日(月) |
地に落ちたジャーナリズム |
現在の新聞・テレビほど堕落した業界はない。
国民に与える影響力や責任の大きさを自覚することなく 使命感を失った、敗北の輩である。
たとえば「政治とカネ」これは自民党政治の批判として 30年来言われてきた。そして小沢氏の問題。
どこの新聞もはっきり書かない。 小沢氏が何をしてどんな罪を問われているのか。 少なくとも、特定利権者から大金をもらい、 政治を歪めた、利益を誘導したわけではない。
これで彼が無罪だったとき、誰が責任をとるのか。 「政治と金」ときくと、清潔な政治という 子供じみた薄っぺらい批判としか思えない。
だったら公明党の政教分離違反は憲法違反。 これほど明白な事実があるのに、報道されない。
つまりはあまりに増えたステークホルダーに マスコミは「書けないこと」が増えてしまった。 スポンサー企業や広告主等。
新聞であおるだけ煽って、もっと大切な政治問題を かくしてしまっているマスコミ。
世論調査もアホな新聞読者の集計だからアテにならん。
小沢氏程度の政治資金上の不備をもつ政治家は 自民党なら8割はいる。
中国問題。「弱腰外交」批判。 いったい、中国ぬきで、食っていける財界いるのか。
屈辱だの言う前に、かっこいい発言の裏には とてつもない覚悟がいることを知ってほしい。
わたしの知る限り櫻井よし子が一貫しているが、 はたして、レアアースだけでなく、企業収益の 大きな部分を中国に頼っている現実を前には 屈辱外交など、なんでもないと思うのだが。
そもそも中国国民で、反日・デモ等に賛同している 人はごくわずか。その事実さえ知らずにヨーカドー で買い物している国民が大部分。
つまり政治と金など、些細な問題だし、 中国に過剰反応するのも間違い。
マスコミは、誰でも言えること、を報道するのではなく これだけは言っておくべき、ことを書くべきである。
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