10年に渡る「双極性障害」との付き合いで あるが、ここ半年で今までになく状況が良い。 「治った」と思われるほどに快調である。
産業医からも4月から、通常の総合職同様の 勤務へ戻す旨を告げられた。
ここまで、この不景気にもかかわらず、 クビにせずに見守ってくれた会社、 上司・同僚・後輩、そして妻をはじめとする 家族に感謝でいっぱいである。
最近は、読書量がまた少し増えてきている。 主に仏教関係・読み直し関係等であるが、 図書館で予約待ちでようやく手元に回ってきたのが 中谷巌氏の「資本主義はなぜ自壊したのか」。
彼にとっては、翻意であり懺悔でもあるとのことだが (まだ読んでいる途中であるが)、説得力のある とともに、入社したころと変わってしまった、 会社や世の中の「雰囲気」について違和感を感じて いたわたくしにとっては、膝を打つような思いで読んでます。
さて、再び自分の病気について。 闘病の困難さは、筆舌を絶するものでありながら 「躁」を主体としているため、エピソードは陽性なものであった。 が、破滅寸前であったことは間違いない。 本当に自分は、恵まれていた。経済的・社会的・環境的に どれかが欠けていたら、二度と立ち直れない状況に陥っていた だろう。
ひそかに、闘病記などを記しておこうかとも思う今日この頃である。
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