平素に在り

2004年09月29日(水) 火宅

全く持って、食扶持のために働く
のは、風流ではない。
人事やら、取引先との駆け引きやら
俗人たる所以である。

なるべく、そういう下俗のものから
離れて、芸術やら音楽やらと戯れて
過ごすのが一番である。

とはいっても、妻と2人の子供を持つ
身としては、割り切ってサラリーマン
生活を送らねばならない。

今思うのは、なるべく上昇志向とか
組織の改革とか、会社の改善すべき点を
直すとか・・そういう下俗的なところ
から離れて、残業せず家族との時間を
なるべく多く持ち、それでいて
趣味や遊びにも時間を割く生き方をしたいのだ。

なんだか、ライブドア対楽天も
浅ましい感じがして興ざめしてきたし、
所詮、金儲けの道具としてしか考えていないだろうし、
それを、勿体付けて、経営理論やら
儲かる仕組みとか偉そうに話すのが下品だな。

結局、儲けとか無縁の中に芸術とか
スポーツは置いておきたいものだし
時代遅れのタニマチが出てくるのが
理想のようにも思える。

「金」が絡むと全ては低俗化する。
そういう低俗社会こそわれわれの
日々生きている世の中なのだが・・・

それを、あたかも
高尚な理想のもとにあるように
見せる経営者やら評論家やら新聞やらが
気に入らない。

・・秋風に 気持ちも滅入る わが生業


 < 過去  INDEX  未来 >


こうたろう [MAIL]

My追加