非日常的日常
nao



 寒い

気を抜くと考えてしまう。
治療法がない、完治しない、原因不明。

歩けなくなるのが嫌だ。
寝たきりになるのが嫌だ。

そんな病気が、なぜ私の身に。


誰も助けられない。
医者にも。


同じ病気の人はたくさんいる。
わかってる。
それが励みになるときもあり、恐怖になるときもある。
私の以前の姿、私の未来の姿。


なぜもっと早く診付けてくれなかったの。
私は異常を訴えていた。
「あなたは痛みに弱い、大げさに言い過ぎる」と一笑された。
だから医者に異常を訴えられなかった。


あのときすでにこの病気が。
異常な感覚を誰も取り合ってくれなかった。
一ヶ月で収まったから、私が大げさなんだと思っていた。

悔しい。

2007年11月23日(金)
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