かなしいうわさ
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2008年10月27日(月) |
ほぼ週間になってきたな |
今日は来たるDJイベントのリハーサル@池袋のスタジオへ。 ボンゴやトライアングルを叩いたりレコードかけてウネウネしてきました。
集って音を出すのは楽しいねえ。 このイベント自体は来年始動になりそうです。
適度に忙しいですが、ライブもちょくちょく行ってます。 CDやら本やらも、ボチボチ、否 沢山買っています。 久々に打ち込み系も買ってみた。 VillalobosとLindstrom、どちらもアルバムがド大作。 全4曲と全3曲。プログレかい。
最近のテクノとかハウスはこういう方向なのかな。 俺が偏っているだけか? LindstromはAsh RaのSunrainを彷彿としたりする。つまり良い。
今日の一曲 Kip Hanrahan /Real Time And Beautiful Scars
バラバラと空から降りそそぐようなパーカッションに打たれながら、 澄んだメロディが淡々と歌い上げられている。
キップの音楽は、どれも美しい。 ラテン音楽のキーである「リズム」を追求することによって 音楽がもっている"緊張感"をスパッと切り取って、 そのまま音源に封じ込めてきた。 それらの音は、澄んだ水のように美しい。 潔癖すら感じる、容赦のない美しさだ。 だから時折、息苦しく、ヒリヒリと痛い。 エンターテイメントとして人を楽しませるというよりも、 生きる上での考え方や、人やものごとのありようなどと同列で音楽をやっている感じというか...
上記の最新作(2007年リリース)にも、その潔癖さは脈々と息づいている。 でもここには、今までは殆ど見ることができなかったやわらかさがある。 それがすごくいい。 美しいメロディと、それをしっかりと聴かせるための控えめなアレンジ。 今までのキップ関連の音楽のなかでも、いちばん頻繁に聴いている。 「俗になっちゃった」なんて批判もちょいちょい眼にした。 いやいや、俗でいいじゃないか。俺らの生活なんて俗の塊だ。 リズムと心中なんてバカバカしいよ。
充実野菜低カロリーを飲んで、おやすみなさい。
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