かなしいうわさ
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2007年11月05日(月) |
俺には俺がついている |
ハム負けた。 今年の中日の「熱」は素晴らしかった。そりゃ負けるよ。完敗。
Devendra Banhart /Smokey Rolls Down Thunder Canyon
前作と相も変わらず。ひとりトロピカリズモ絶賛継続中。ブレない、というのも才能のうちだな。 曲調はけっこう暗いのに、どうしようもなく楽しげなのがいい。感情ぜんぶトロトロに蕩けさせて万事オーライ。彼岸の音楽。 ロックのダイナミズムにやられたい!とか、ポップなメロディの魔法に打ちのめされたい!てな風に意気込んで聴くと肩透かしを食らうかもしれないので まぁタラタリランと気楽に聴き流してみて頂戴。
Jose Gonzalez /IN OUR NATURE
デヴェンドラが「弛め」だとしたら、こちらは「締め」。 歌とギターのみ。ギターのミニマルなカッティングと、冷たく透き通ったハイトーンな歌声。そのふたつが寄り添い、絡み合い、淡々と音楽が進んでいく。 音の空気はひんやりと冷たい。ミニマルなギターの音色が醸し出す陶酔感とあいまって、ひんやりと醒めながらもどんどんとはまりこんでいく感じ。 寒い夜、凍えながらホテホテ歩く道すがらに聴いたらじんじんと沁みるだろう。 マッシヴ・アタックの「Teardrop」のカバーも素晴らしい。 ニック・ドレイク、ベン・ワット、アーサー・ラッセルの歌もの、ロバート・ワイアット。これらのキーワードに少しでも引っかかった人はぜひともぜひとも。 北欧の人なので、ROCKの棚じゃなくてワールドの棚にあるかも。レコ屋で探すときは要注意。
Tribe Called West vol.2 “BUN BUN the MC”
1★狂(いちばんぼしくるー)にも在籍していた、大阪のレゲエDJ Bun Bun The MCが 様々なアーティストの音源に客演したものを集めた一枚。 気張りすぎてなくて、すっとぼけてるのがいい。ゆるいのにブッ太い。この感じはレゲエ以外ではありえないねえ。
フェラ・クティばりのアフロファンクに乗せてガナる1曲目「feel like insects」、 ココロモチ次第でどこだってパラダイス〜、とゆるゆる歌うBush Of Ghostsの「カオサンrd」、 ステッパーズなリズムに乗ってスモーキーなリリックを繰り出す「My Sweet Buds Feat Hamatai」がお気に入り。 駅の前で体揺らしながら問わず語りしている酔っ払いのおっちゃんにファンクを感じてしまう人にはぜひとも聴いてほしい。 限定1000枚って勿体無いなあ(;´Д`) 視聴
風邪ひかないように暖かくしてお休みなさいませ。
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