かなしいうわさ
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散財
V.A. /Scratchy Sounds compiled By Barry 'Scratchy' Myers The Concretes /S.T. Elvis Costello 6 The Imposters /The Delivery Man Home Grown /Time Is Reggae Chosen Few /In Miami 笹沼位吉works /Bass On True Story ミュージックマガジン ベストアルバム2004 四方田犬彦 /心は転がる石のように
おれわたしベストで選ばれていて興味が沸いたものも買ってみた。 ConcretesはSycoさんが1位に挙げていたもの。これは良いなぁ。ベルベッツは優しい曲もひたすら真っ暗闇な感じがするけれど、この人たちは闇のなかに指すひとすじの光をじっと見つめて演奏しているようなあたたかさがあるね。アレンジもしっかりしているのに音はめっちゃ素人くさいのも良いなぁ。これを男が木訥と歌ってたらまんまジョナサン・リッチマンだけど、ちょい影のある女性ヴォーカルだってのもまた良いなぁ。大切に聴こう。
阿部さんが挙げていたコステロも、良いなぁ良いなぁ。90年代以降のコステロは振れ幅がでかいけど、たまにやるラケンロー路線のアルバムはどれも良い。そんなラケンロー路線の中でもこれは一番良い出来だと思う。老いてなお青し。それでいてコクもある。滅茶苦茶ソウルフル。若造にはできないはっちゃけ方ってのもあるんだなということを学んだり。傑作。
ナカニシさんの「今年のこの一曲」であるホームグロウンfeat今野aka Rocking Timeの「夢想花」。これも良いなぁ。有名な「飛んで飛んで飛んで飛んで飛んで、回って回って回って回るぅぅ」のサビんとこよりも、Aメロが良い。歌詞も滅茶苦茶切ない。選曲の勝利。
おれわたしで出会う素晴らしい盤も毎年沢山ある。うれしいことです。 おれわたしは、21名分をアップしました。 今年から、音楽部門だけはほぼ全てビジュアル(ジャケット写真)を載せることにしたので、UP作業にかなり手こずってます。 目がショバショバして今日はもう駄目だー。一寸時間を下さいね.... >ご投稿いただいた皆様
あ、写真撮るの忘れてたけど、 ミルチーニョ!
ミルトン・ナシメントに近いMPBだけど、メロディにもアレンジにもアメリカのシンガーソングライターのようなフレンドリーさ、ポップさがある。隅々まで、本当に丁寧に作られているのが感じられる。やわらかくあたたかなのに背筋がピンと張るような凛としたヴォーカルが素晴らしい。これもじっくりと大切に聴こかなきゃいかんな。静謐さが冬の寒さにもぴったり。 →視聴
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