かなしいうわさ
| home |日記の表紙| 前↓ | 次↑
散財。
The Five Blind Boys of Alabama /The Best Of 忌野清志郎 /Jump 西原理恵子 /上京ものがたり Manuel Gottsching /Inventions For Electric Guitar Missisippi John Hurt /Kings Of The Blues Al Green /I Can't Stop
The Best Of Five Blind Boys Of Alabama この前ベン・ハーパーと組んでアルバムを出した、ブラインドボーイズ・オブ・アラバマのベスト盤。買ってきて封を開けて、会社のパソコンでちまちまと聴いた時は「ふむふむ。悪くないね」という感じだったんだけど、帰ってきてステレオで聴いたら全然迫力が違う。実際に本人達が演奏しているのと同じくらいの音量で聴くべき音楽だ、熱いものは冷めないうちに出来たてでいただくべき、というのは音楽でも同じ。最近パソコンで音楽聴くことが多かったので反省する。クラレンス・ファウンテンの雄叫びが胸をズガズガと突き立てる。コーラスが雄々しくてたまらん。仕事が手につかない。
Mississippi John Hurt /Kings Of The Blues ただし、小さな音で聴いても面白い音楽、小さい音で聴くべき音楽というのも世の中にはたくさんあって、この70歳のじいさんがたらりたらたらと歌い爪弾く、とびきり洒落た音は、聞こえるか聞こえないか位の音量が丁度良い。ちょっと冷ましてからの方が旨い音。でっかい音で聴くと、録音の状態からかもしれないが、ギターの音がとげとげしく聴こえてしまう。小さな音なら、やさしく美しいフィンガーピッキングの音色がじわじわと効いてくる。タワーレコードで680円とかなり安かった(アマゾンだと429円すよ)けど、そこそこにきちんとしているCDなので、何かのついでに一緒に買うと良い。
Al Green /I Can't Stop 「アル・グリーンの有名なアルバムは何枚か聴いたんですけど、次に買うべきものは何ですか? やっぱりソウル・スタイラーズBOX?」 という俺の問いに「最新作だ、最高だから買え早く買え(´ー`)」という師匠のお答え。でももうかなりの歳だし、ロートルの余興なんじゃないの?とちょっと躊躇していた。躊躇していた俺がアホだった。最高だぁ。今が2003年だろうが何だろうが迎合なんてする必要ないじゃんか、ハイサウンドでオッサンソウルでいいじゃんか、声衰えてたって衰えたまんまで一杯まで歌えばいいじゃんか!盛りとか全盛期とか知るか、んなもん! くぅぅ、たまんねぇ。昔からのファンにも評判良いのも判るわ。これもでかい音で聴くべきだな!
忌野清志郎 /Jump 久々に清志郎がポップスをやってくれた。手癖だけでロックをロールさせることができる人だけど、最近曲作りにちょっと手を抜き過ぎてやいないスか、と一寸思ってたから、これは嬉しい。やっぱりこういうとびきりのPOPSをやる清志郎が俺は好きだ。まぁ、こういうポップなラケンローも手癖っちゃ手癖なんだけどね。この路線でアルバム一枚作って欲しいけど無理かなぁ。
|