かなしいうわさ
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間が空くこと限りなし。
イルリメ /鴎インザハウス Yo La Tengo /Summer Sun UA /空の小屋 Faust /So Far Blur /Thnk Tank Milton Nascimento /Music For Sunday Lovers Macy Gray /the trouble with being myself Prefuse 73 /One Word Extinguisher Flaming Lips /Fight Test Ben Harper /Diamonds on the inside Phish /Story of The Ghost Trey Anastasio /Plasma 大瀧詠一 /恋するふたり Billy Bragg & Wilco /Mermaid Avenue Volume.2 Rahsaan Roland Kirk /Compliments Of the Mysterious Phantom Blue Herb /未来は僕等の手の中 Clash /Westway to the World (DVD)
俺の知る限り、いまの音楽家のなかで、目をつぶって全力疾走してるのはイルリメさんだけだと思う。あとECDか。凄い凄すぎる。凄すぎてあんまり聴けないんだけど。 こういう音楽こそパンクと言(以下略) 自身の手によるダブ盤は、更に更に濃ゆくて頭痛くなってくる、ほんまよう聴けんわ。今年一番の激作。
ヨラテンゴ、熱気をぐぐっと内に秘めた一種のジャズ。近作のなかでは一番地味だけど、一番好み。そうそう、夏の太陽ってこんなぐあいにしれっとしてるよね。
今やすっかりうたのおねえさん「ううあ」のライブ盤。 UAのライブにはあまり良い印象が無いんだが、これは凄まじい。神秘的とかそういうんじゃなくて、もう単純にかっこいい。 フジロックでもこのメンバー、この空気で演ってくれたら、ビョークさえ超えるかも。内容同じならDVD買えば良かったよ!
ファウストは初体験。難解か?難解なのか?と大層気構えて聴いたものの、どんどんどんどんと単調なハンマービート、拍子抜けな程メロディアスな歌、ギターがギュルキュルちゅるると鳴り、なぜかビューと嵐が吹きすさぶ、そして下手糞なハーモニカがプワワー、な、一曲目の気持ち良さに導かれてそのままラストまで。才能があるというより(いや、あるに決まってるんだが)、適当にやりたい放題やったセッションが奇跡的にまとまってしまったという感じ。でもドラッギーな臭いが全然しないのが新鮮。おもしろ!他のアルバムも聴きたくなった。
ブリャー(C増井修)の新作。ぜんぜん地味。でもブラーのなかでは一番好きだし一番聴くだろう。このやたらとしっくりくる感じはなんなんだろう? 飾りっけはないけどすごく気持ちいい素材のシャツのように心地いい。いまのブラーはどういうライブするんだろう? サマソニ行こうかな...
ミルトン・ナシメントの初期ベスト。選曲申し分なし。もう何があっても聴くべき。宝物でしょう! 実はめちゃくちゃプログレッシヴな音楽である。 .....でも、何なんだ、このタイトルとジャケットは、やめてくれよ。「カフェアプレミディ」みたいに、日曜日の小粋なBGMで消費されることを望んでいるようなかっこ悪さ。パッケージが中身をスポイルしている悲しい例。吐き気がする。 もうこれは、あれだ、CDRにコピーして売っぱらうことにするよ。
メイシーの姉御、歌い上げてるなぁ。絶好調だ。スカっとする。スライ・ストーンを思い起こしたりする。
プレフューズはしっかりしたインストヒップホップをやっていて意外。本人がもうウンザリだと言っている「ヴォーカル・チョップ」(ラップや歌をカットアップしまくる手法)が控えめなこのアルバムは俺には正直食い足りなかった。プレフューズが文系ノリなのにとってもファンクしてる(していた)のは、あのヴォーカルチョップ故と俺は思っているので... 俺は良くないリスナーですね。 フジに出るんだけど、ライブおもしろいのかどうか、微妙な気がする。
フレミングリップス、未発表曲をあつめたお得盤。でもその未発表がいまいち、かな。カイリー・ミノーグのカバーはライブで聴いたときはすっげー良かったんだけど、この音源ではそうでもない。
ベンさんは久々に購入。相変わらず良い曲書くね。最初のレゲエな曲も良いが、中盤以降のメロウな曲がやっぱり良い。演奏もすごく良い、いいバンド!
フィッシュのこのアルバムはあんまりピンとこなかった。
トレイ@フィッシュのソロライブ盤2枚組は、良い曲は猛烈に良いが、そうでもない曲は冗長に感じてしまったりも。でも全体的にビッグバンドがぶんちゃかぶんちゃかしていて、カーニバル感があるのが俺は好きだ。一曲目最高。
大滝さんの新曲、ありゃ、声が出てなくないですか?「ボーイミーツガール、ガールミーツボーイ、こいするふぅたぁりぃ〜」のあたりが特に。 でもでも、そんなのは些細なことなのだ、どっかで聴いたことあるようなメロディなのも些細なことだ、もうただただ気持ちよいという意味ではミックスマスターモリスの「Global Chillege」を超えたよ、エンドレスで何度も何度も流そう、日本人に生まれて良かったです、ありがとう。
ビリー・ブラッグ&ウィルコの「Mermaid Avenue」は地味渋な良盤(グラミーも獲った)で今でも愛聴盤なんだけど、Vol.2もなかなか。でも圧倒的な出来のVol.1と比べると出涸らし感は否めず。いい曲入ってるけどね。
ローランド・カーク、1974年のライブ盤。カークのライブは名盤揃いだけど、これもなかなかイイ。ちょっとバックの演奏がどちゃどちゃしてる感じはあるけど、ガレージっぽい勢いがある。ジャズ的には×だろうけど... 雰囲気がワイワイガヤガヤしてるのも良いなー。 ブルハの「未来はぼくらの手の中」のカバーだ。カバーと言っても原曲の歌詞は殆ど出てこないし、曲調も全く違う。でもこれはブルハのカバーだと言える。 この曲が収録されるはずだったブルハのトリビュート盤には、ブルハのカバーは一曲も入ってなかった、ただブルハの曲を歌ってストレス発散したいだけのカラオケ生録だけが入っていた。そりゃあ未収録にもなるわな。
クラッシュのDVDはいまだ未見。ドン・レッツって映像も撮る人だったんだね。
今回、読みにくくてすいませんね。
【今日曲】 Yo La Tengo /Beach Party Tonight 前のアルバムのときも書いたんだけど、ヨラテンゴは日常に潜むひっそりとしたサイケデリックを切り取るのが抜群に上手い。このサイケ感が味わえるのはヨラテンゴだけ。
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