「不屈」に入れようか入れまいか迷ってた場面を、結局SSとして独立させてしまいました。「不屈」終盤ぐらいの時間軸で、寒い会話を交わす最賀と瑕胤。ただそれだけ。最賀とイスファハンはお互い「とにかくあいつだけはつぶす」と思ってる仲だと思います。 年内の更新は結局これが最後に; ついでに小説その他のページもちょいと整備しました。年が明けた一日には「生贄」2、「天獄と地獄」第一話UP予定ですのでお好きな方はよろしくですv どうもこれがサイトの年賀状代わりになりそうです… もう一年も今日で終わりですね。しみじみと、創作する者としての今年の私は冷酷だったと思います。今年更新分だけで数えてみたら、顔と名前のある死者十三名(らんぷろ「未必」内の死者は厳密にどう扱うべきなのか疑問なので除外。あっち内で死んだ、というか消された人を加えると死者十七名)でした。……すいません、意外と少ないなと思った私です。 いや、別に必要のない死人を出してるつもりはないのですがなんかこういう風に……ね…… ただ「不屈」関係の死者だけは読者様に申し訳なく思います。助命嘆願を下さった方には特に、本当に申し訳ありませんでした。でもこれが「花散」に続くことを思うと、ああいう形にする以外の道を採れなかったのです。個人的にはどの登場人物にも思い入れはあるのですが、「お話」として完成させることを思うと思い入れを優先させるとガタガタになるので。 「花」シリーズ(もうこう呼ぶことにしました)は不思議な作品で、お聞きした範囲では「花散」を経由して私の他の話を読んで下さった方が多いようです。逆に言えばあれが読める人は他のも読めるということでしょうか。私としても「花散」、というか瑕胤は妙に書きやすいので、この先もふいと何か書いてしまいそうな気がします。カシェの話とティセルたんがまた拉致られる話が書きたいなあ(最低)。 最賀と幼馴染の女性の話も書きたいのですが、ちょっとあれはまた別の系統で痛いのでどんなもんだろうと思ってます。 にしても今年は自分で驚くぐらいいっぱい書けました。書けば書くほど良くなる、というものではないですが、来年も同じぐらい書けたらいいなと思います。とりあえず「天獄と地獄」は月一更新を目安にして、らんぷろもぼちぼち書いて、「希望」も落とさないようにして、出来たら普通の話も! 自分で言っててすごく無理っぽいですが、目標だけは持っていたいなと思う次第であります。 それではみなさん、よいお年をv
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