たわごと日記

小野上明夜 HOME

(遅ればせながら)「ハウルの動く城」感想 *ネタばれ含む
2004年12月27日(月)

実は見たの二十二日なんですけど(汗) バタバタしてて、書こうかなあと思ってて日々が流れていったので今日書きます。以下ネタばれ含みの感想なので、興味のある方のみ反転で。ちなみに原作未読、映画からいきなりこの世界に触れた人の感想です。


キムタクボイス、良かったですよ(笑) そこが一番どうなのよ、と観る前に思っていたところだったのですが良かった。むしろかっこいいよハウル様(笑) 彼に関しては、出の金髪うさんくさい王子様全開の時が一番好きです。
ここからハウルの城にソフィー居着く、まではすんなり物語に入れました。マルクルの「待たれよ」についウケたりして。
ですが中盤「美しくなければ意味がない」(うろ覚え)とか言い出すハウルと、「あたしなんか美しかったことはない」(うろ覚え)と泣き出すソフィーたんの下りはものすごく唐突に感じたのですが……ハウル、きれいじゃなきゃダメとか言い出す前ふりがなかったんで、急に何言い出すのこの人と思ってました。このシーン、なくても別に全体に影響なかったような気がするんですが、原作ではかなり重要な部分なんでしょうか。
ここからどんどん話は進みますが、力を失った荒野の魔女の描写がえらく多かったなあ。ラスト間際の出番のためなんでしょうが、あれよりハウルの過去描写とかをもうちょっと詳しくやってくれても良かったような。大筋は分かったんですが、色々細かく分からないとこが……原作付きの宿命でしょうが、あれもこれもと入れすぎてどれも中途半端になっているような感じがしました。
いっそのことソフィーたんの呪いのとこ、削っても良かったんじゃないかな。容姿にこだわる美青年と、容姿に自信のない女の子の物語にしちゃった方が話がすんなり通ったんじゃないかという気がしました。

でも、個人的には「千と千尋」よりこっちの方が好きです。なんでだろう。


「カンフーハッスル!」を観たいと言ったらシスター2に鼻で笑われました。



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