怖い、なんて言えない。


ちぃの写メ日記を見ていただくとわかると思いますが、
紅葉最盛期の京都へ行ってまいりました。

今の会社に勤めはじめてそろそろ1年半。
はじめての有給休暇でした。

1日目は風邪でダウン。
2、3日目は1泊2日でさくちゃんとふたり旅。
そして最終の4日目はデートでした。

違う部署で働いている、ちぃより5歳年上の28歳。

何人かでゴハン行ったことある程度だったのが、
この間、タイミングよく帰り道で偶然会って一緒に帰って。
そのときに「前々から聞こうとおもってたんだけど」って、ね。

それでデートに誘われたの。

や、違うなぁ、ただゴハン行こって言われて、行ったらデート?
だった、みたい。です、彼いわく。

お家にお迎えに来てくれて、わざわざリザーブしてたお店行って。
それで都内のイルミネーションめぐりしてきました。

ちぃの好きな、スマートで大人なタイプ。
お会計は知らぬ間に済ませてくれて、決断力もあって。
はっきりしてるんだけどサラっとクサイこと言えちゃうような。
久々にあんなに口説かれたよ、なんてー。

星空が好きだって言ったら綺麗なスポットに連れて行ってくれて。
一緒にね、流れ星をみたの。しかも2回も。
同時に見れるなんて、そうそうないからびっくりしちゃった。

楽しくて、結局夜中まで一緒にいちゃって。
「じゃぁ次はまたいいコース考えとくから」って別れた。

一緒にいて楽しかった。ちょっとだけドキドキもした。
それなのに、ひとりになって、あたし気づいちゃったんだ。


怖い、って、おもってる自分。


好きになれたらいいって、おもう反面、好きになりたくないって。
どうしようどうしようってなんか怖くて仕方なくて。

もう誰かを傷つけるのも傷つくのもあたし嫌だよ。

バカみたいだけど、でも怖くて仕方がない。
もうこれ以上、痛い過去はほしくなんかない。

始まる前からこんなこと考えてるなんてくだらないよね。
わかってるのに。

あの人や“彼”を想っていたような、あんな風には
あたしもう恋には落ちれないんだなぁ。
なにかを考えて人を好きになるなんて、おもいもしなかったのに。

さくちゃんが「ちぃはバカだなぁ」って言いながら
「でも怖いの、わかるよ、バカだね」って泣いてくれたから
あたし、そんなさくちゃんがすごい好きだなぁっておもったの。
その気持ちとはきっと同じようにはなれないよ。

夜、2度かかってきた電話に出られないでいたら
「おやすみって言おうとおもっただけ」ってメールがきた。

今は自然の流れに任せるしかないけど、
気持ちに嘘はつかないで、でも焦らないでいたいなぁ。
相手の人にも、焦らないでいてほしいなぁ、なんて、身勝手?

2007年12月06日(木)

魔法がとけるまで。 / ちぃ。

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