心残り。


どうしてだろうね

あ、とおもって目をやると

いつも同じブランドの靴が目に入るんだ

今だってあの頃だって足音なんて気にしたことなかったのに

でもね耳が勝手に聞き分けるの

それで見つけるんだ

彼と同じ靴を履いた男の人を



靴と床がぶつかる音で見なくたってわかる



あ、

顔を上げて

彼がいる筈なんてないのに

足音だけで心臓が跳ね上がるなんて笑っちゃうでしょ

どうしてだろうね

やけに耳につくんだよ

自分でもびっくりするくらい敏感になって


あたし

また誰かを愛せるかなぁ

そしたら

あたしのなかに今いる彼はどこへいくのかなぁ


短い時間でしかないのに

信頼もなにも、あったかもわかんないのに

記憶だけが鮮明に残ってる



ねぇどうすれば良かったのかな、



もぉ

離れてから5ヶ月と少し経ちました

今は誰といるのかな

その誰かを愛してるのかな

病気は良くなったのかな


一生このままなんて嫌なんだけど

でもあたしどぉしたらぃぃのかわかんないよ


まだ今も

未来がぜんぜん見えないや
2006年12月09日(土)

魔法がとけるまで。 / ちぃ。

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