なにもかもなくしたくない。


案外さ、時の流れって早いんだ。

ぜんぶぜ〜んっぶ、動いてるんだね。
同じ季節でも、そっくりそのまま同じなんてないの。
なんにも不思議なことなんかじゃないんだって。


歩けてないのは、ちぃだけですか。


大切なものが増えてかないのは、忘れないため。
なにもかも、風化することがないように守るため。

だってねぇ。
ちぃが忘れちゃったら誰も覚えててくれないじゃない。
ちぃが手放しちゃったら、ほんとの過去になる。

わかってるから、進めないんです。

忘れるのが怖くて。忘れられるのが怖くて。
どうしても振り切れない。

迷って迷って迷って、
あたしは道がわからなくなってしまった。
今はもう、ここがどこなのかすら。

ほんとは、なにも、なにひとつすら、なくしたくなくて。

想いは積もるし、消化しきれないことだって、
まだまだたくさんなんだけど。
でも、そうゅぅのもぜんぶひとつにして。
もぉ届かないのも、なくなったのも、離れたのも、
なにもかも、愛してたいなぁって。あたしおもうよ。

見守るみたいに、想っていたいって、おもうよ。

輝かしい明日なんて見えなくたって、
ただ、きみがそこにいてくれるだけでぃぃ。
2005年10月25日(火)

魔法がとけるまで。 / ちぃ。

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