きみとぼくが繋いだ手。


いつのまに眠ってたのか夢を見たんだ。

きみと、テーブルの下で手を繋いで笑い合う、そんな夢。




夢であれと思ったことが現実で、夢はやっぱり夢だった。




大袈裟だって言われちゃいそうだけれど。

あたしもう、どうやって生きていけばいいんだろう。

「ずっとここにいるよ」って言ったのに。


声を震わせて、何度も何度も瞬きして、唇噛み締めて、

それでも懸命に前を見据えてて、泣きながら、

でも、まだ、そこに、いて。




笑顔にさせてあげられなくて、ごめんね。



思いっきり泣かせてあげられなくて、ごめんね。




最初から最後まで、なにもできないのかな。

護ってあげたかったのに。

目を逸らすなんて、どうしてしちゃったんだろ。


ねぇ、どうしよう。

あたし前なんて向けない。

未来なんて見れない。

だって、あたしにはきみが見えない。



きみの気を引く口実がほしいよ。



もうなんだっていいからきみといたいよ。



最後だなんて言わないで、お願いだから。

いなくならないで。

きみの左手のリングが、あたしの不安を駆りたてるんだ。


だれか、時間を止めて。

今が永遠になるように、この手が離れないうちに。


頭のなかがぐちゃぐちゃのままで、もう立てないよ。

2005年03月05日(土)

魔法がとけるまで。 / ちぃ。

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