薄紅。


濃いローズピンクのバラがいっぱい。
華やかで、品があって、すっごくきれい。
ひっそりとついてる棘の存在になんて気付かないくらい。
花びらはなにか隠すみたいに、包むみたいに。

明日は、このバラと同じ色のチークを買ってこよう。

それで恋する女の子みたいに、頬を紅く染めて。
ちょっぴり恥ずかしそうに笑って、ありがとう、って。
ぜんぶなんて見せなくていいよね。

アプリコット色のチークはもう卒業。
うーんとかわいこぶって、もう一度はじめから。

ピンクの頬は、きっと本物のドキドキも隠してくれる。
胸の奥の穴も気付かれることなんてないよね。

だから、もっとちゃんと。
あたしいちばん最初に戻るから。
だから見てて。あと少し。
それまで、嫌いだなんて言わないでね。お願い。

2005年02月02日(水)

魔法がとけるまで。 / ちぃ。

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