連れてってよ。


意識が揺れて、気が付けばぶれていて。

うまく焦点が定まらないんだ。

雑音ばかりが頭で渦巻いて壊そうとするんだ。

なにひとつ手に入ってないっていうのに

どんどんほしくなるばっかりなんだ。

捨てられない、なにもかもと

それからいまだに体積を増すばかりのこのこころ。

もう溢れかえってるのわかってるのに

とめどなく流れ込んでくるんだ。


きみが見たかったのはこんな世界なの?



酸素を求めてもがいて、足掻いて

でもどんなに手を伸ばして目を凝らしても

その腕が見えない



どうして僕は溺れているの?


所在なげな真っ白い染みも、いつの間にか滲んでいって

そうしていつかきっと水色に染まるんだ。

悲しくて優しい、水色。

きみの好きな、僕の嫌いな、水色に。

2004年12月04日(土)

魔法がとけるまで。 / ちぃ。

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