パウダー、スノウ。

真夜中、深夜3時。
部屋でボーっと雑誌を読んでると。
マキからのメール。
そこには、

 『雪だぁーーーっ』

とゆぅ、たった一言と、沢山の雪だるま。
思わず、笑っちゃった。

カーテンを開けると、正に、そこは。
 
 -----一面銀世界------

こんな早い時期にこんな降るなんて、めずらしい。
思わず興奮しちゃう気持ちも、分かるけど(笑)

メールを返信するのも面倒だから、
携帯の通話ボタンを押して、静かに外に出た。

ワンコールで繋がったマキの声は、凄く嬉そうで。
あたしまで嬉しくなっちゃうじゃん。


ね、何だろう?
何か凄く、穏やかな気持ち。
外の温度と反比例して、あたしの心が温かくなる。
何か凄い、優しい気持ち。

それはこの、白い世界のせい?
それとも、少し遠くで同じ景色を見て、
嬉そうに笑う、彼女のせいなのかなぁ。
2002年12月09日(月)

魔法がとけるまで。 / ちぃ。

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