歪んだココロ。

  


醜いと、思う。あたしの心の中、全てが。

人に受け入れられる度にさらけ出される自分の醜さ。


 「あたしはこんなに汚い人間です。
  それでもあなたは、許してくれますか?」


どんなに大切にして貰っても、

どんなにあたしを信じてくれても、

結局あたしは人を試す。


どんなにあたしを肯定してくれても、拭いきれない疑い。


本当は、ただあたしだけを信じて欲しくて、


想って欲しくて、

護って欲しくて、

ただ、あたしだけを。



だけど、もう。

人の言葉を手放しで信じられる程、あたしは子供じゃない。

否定するのは自分を想うから。

全てを拒否するのは自分を護る為。

他人を傷つける事でしか自分を護る術を知らない。



そんなあたしはやっぱり子供なんだろうか。
2002年12月08日(日)

魔法がとけるまで。 / ちぃ。

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