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カルテにも書いてみたこと
患者さんと話していた時の話。
軽い失語症の方。 しかしとてもしっかりした方で 福井総裁の云々な顛末に対して自分の意見を述べたり 株も出来るSTってどう思います?と聞けば 株なんてのは暮らしに余裕のあるモンがやるもんや、 と戒めて下さったり ワタシなぞはホゥホゥ…、とリハを忘れて 聞きいってしまうのだけど(笑) そのヒト曰く。
病棟のスタッフが患者がいる前で あそこに行くとかどうするとか (多分就職活動の噂話) そんな話をするのはどうよ?と。
確かに、どうよ?
若いムスメさんたちが話してる。 時に同僚が平気で聞いてくる。 患者さんたちの居るまえで。 患者さんたちはちゃんと見ている。 本来なら一番気を配らなくちゃいけない場所なのにね。
閉鎖が決まった病院なんて、この先滅多に見ることが無いから どうなるんだろう?と思いながら見てる。 緊張感が抜けるのはあっという間でした。 みんな傷つきたくないから さっさと次の行き先のことばかり考える。 そして雇われの自分の権利みたいなのを精一杯ふりかざしてる。 ワタシもそうだけど。 不思議な空間です。 普通じゃない、そしてどうしようもなくワタシたちは小さい。
ひと月前に受け持ってた認知症の患者さんに声をかけた。 今日食べた朝食さえも忘れちゃう 見当識障害バリバリの患者さんだったんだけど。 ワタシのこと覚えてますか?と聞けば 前に見たことのある顔だなあと言う。 覚えて下さっていて嬉しいです。というと そうかね、と微笑んで下さる。 散々語想起課題をやってもらおうとして 怒らせちゃったりしたけれど こうして覚えて下さって、微笑んでくれたのが 妙に嬉しかった。 そして、改めて患者さんの前では 今の仕事を全うしなくちゃ!と強く思ったのでした。 次の行き先の品定めをするのは、 スタッフルームでどうぞ、ってことやね。 ワタシは行かんけど(笑)。
2006年06月23日(金)
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