Endless SHOCK@博多座 |
2022年09月07日(水) |
なぜきのうから長くダラダラ書いてるかというと 2年前のSHOCKの感想書いてないから。 一度は観ておきたいとキンキ好きな友だちに取ってもらって 帝劇行ったのが2020年2月 本当に文字通りの衝撃で、 こんなことを光一くんは20代からやってきたのか と驚くばかりで圧倒された体験だった。 舞台って感動が大きいほど言葉にするのが難しくて 時が経てばたつほど書けなくて、書いてないものが結構ある。
今回は書くと決めたので、だらだら書いてく。 2日目の博多も天気がよくて、大宰府へ観光もした。 修学旅行なのか制服姿の子どもたちも多くてTHE観光地 観光地では必ずと言っていいほど写真撮影頼まれる 今日も二組をハイチーズした。二善
天神でランチにもつ鍋と、 きのう食べられなかったごま鯖と鳥皮焼き鳥。 眠くなっちゃうからビール小さいやつ1杯だけ… と思ったら店員さんが、 いまハッピーアワーなんで生中の方が安いですよ! と誘ってきて結局生中、、昼間のビールともつ鍋、悪魔的うまさ。
福岡市美術館へ移動して鳥獣戯画展も見た たまたま会期中で見られてラッキーだった 東京のときはかなり混んでたみたいだったし。 あんな昔の墨で描いたものが今も残ってるのが不思議 カエルの絵もかわいかった
一旦ホテルへ入り、再びの博多座 今日は友だちが一般発売で取ってくれたチケット どうせ2泊で行くならもう一公演取れたらいいよね なんて一般挑戦したけど本当に取れるとは。 一階の最後方ぐらいだったんだけど やはり奥行きがそんなにないからか、近く感じる
18時定刻きのうと同じくオーケストラの演奏から幕開け バーンと照明が煌めいてキャストがおりてくると うわあやっぱり近い!こんなに後ろなのに! 思わず友だちと、近い!真正面!とびびる 後ろでも正面ブロックだったから眺め素晴らしかった。
博多座での5年ぶりの公演、SHOCK本編の上演を 最後までお楽しみくださいという光一くんのあいさつ 華やかで煌びやかなステージのセンターが こんなにも似合う人が他にいるでしょうか。
NEW HORIZONで手拍子できるのも楽しい リカの黄色ドレス、、可憐 車のフライングも、イリュージョン挟んでくる感じが ジャニーズエンタメ!て感じで好き。
千秋楽シーンは解放感もみえて楽しい ヒロミツとマツザキやショウたちがワイワイしてるのもかわいい 次のショーのプランはシェイクスピア、とコウイチの案に オレは反対、ってハッキリいうヒロミツだけど ここはまだ笑顔もあって、 ヒロミツはふつふつとしたものは心に収めてるんだなあ。
屋上から去っていくパートは今日もローラーで 「オレなんか縮んでない?」 と膝を抱えて丸くなって過ぎ去るヒロミツ。ウケてた ライブの花道でよくやってるやつ。 屋上でも、マツザキとじゃれてて ヒロミツも一匹狼じゃないんだ、と感じられる。 ずっとみんなと一緒にやってきた仲間。
私が2年前に観たライバルはタツヤで 今年配信でショウリも見た どれも同じ物語なのに印象が全然違う。 ライバル役はコウイチに憧れて背中を見てきた弟分 という印象があったけど、ヒロミツは違った。 隣にいた、自分が前に立てるんじゃないかと思えた でもいつも追い越せなかった スター性かカリスマ性かリーダーシップか なにかが足りない カンパニーで作るショーもコウイチも大好きなのに どこか鬱屈した思いが消せない葛藤が見える、 ヒロミツのライバル像。
リカが、コウイチのおかげね という台詞で、「黙ってろ!」と怒鳴るのも 溜め込んでいる思いから、つい一瞬噴き出してしまう本音 ていう感触がする。
solitaryでのヒロミツについて、友だちが 結構シャツも着られてる、タツヤはもっとボロボロだった と評してて笑ってしまった。 あのシーンのシャツの乱れにも性格が出てるんだな。 ああsolitaryライバル出演バージョン観てみたい 歴代ライバル役ファンの願いでしょう。
楽屋シーンで なにも言わないのがいいことなのか 何か起きてからじゃ遅いからオレが喝入れてやってるんだ というヒロミツの台詞も説得力がある。 俺の前から消えてくれ と歌う詞も、葛藤ゆえの苦しみからくるものと伝わる。
Japanesqueは本当にかっこいい 殺陣も激しいし、衣装もすごく似合っていて 北山くんにはとてもハマる演目だな、て思うんだけど ラストシーンがアレだから見ててずっと落ち着けない。 コウイチの台詞で「Japanesqueはハッピーエンドだから」 ていうけど本来どうなってたらハッピーエンドになるの? ここからどうなったら幸せに終われるのか? 永遠のなぞ。
大変なことになって、一幕は終わるのに 幕間で出ると劇場内すごく賑わってて変な気持ちになる 博多座っていつもこんなに売店が出ているのかな デパ地下みたいなんだよお菓子とか物産いっぱい売ってる 友だちと話して気分を落ち着かせる 昨夜、今日は昼夜公演で地獄だぞ、と光一くん言ってたのに 疲れが見えるどころかきのうより声出てない? みたいになって、ただただ畏れが増した。
二幕 シェイクスピアの演目で コウイチとヒロミツがシンクロして台詞を言う場面 ここの声の重なりもゾクゾクするし コウイチが去って、リカに責められるときのヒロミツの怯え 音楽の迫力もすごくて見ているこちらの心臓まで掴まれる 夢の中で再びコウイチを斬りつけてしまうのが苦しい。
コウイチが楽屋に現れる コミカルな芝居なんだけど、怖くもあるシーン オーナーとコシオカ、ハラと歌う ビバリさんじゃないオーナーも初めて観るけれど 島田さんのオーナーはお芝居も歌も少しソフトで みんなを見守ってきたあたたかさが感じられる。 4人が踊っている後方に、ヒロミツたちが現れて 背を向けたまま同じように踊っている ヒロミツは白いタキシードに白いハット 最後にハットを投げ捨て、首を振って立ち去ってしまう 自分のステージを続けながらも満足できていないことを 表している演出なのかな
今日も今日とてHigherでは マツザキ!味方してくれるんじゃなかったのマツザキ! てなるのが止められない。そのぐらいの感情移入はしてる。 見えないのかヒロミツの切ない表情、ねえみんな。
楽屋のシーン コウイチが亡くなったと知ったときのヒロミツが やっぱり苦しい。 一幕では冷静に見えていたヒロミツが コウイチの死は到底受け入れられないとうろたえる。 リカが一番最初に受け入れていて 亡霊となったコウイチ自身に死を気付かせるのが強いんだよなあ。 リカは強いよ。 いつだってコウイチについてきたから!て言ってたのに。
赤布のフライング、何度見ても魔法使い。 この直後のダンスもすごく激しいし、太鼓もあるし 終わったかと思えばまた梯子フライングだし どうなっているのか、、 今日は一階後方だったから梯子のときはほぼ見切れだったので 舞台上でヒロミツたちが太鼓を叩く姿を見てた。 コウイチが飛ぶ姿をまっすぐ見つめたまま演奏してたヒロミツ。
夜の海は、泣けてたまらなかった ずっとヒロミツ側に肩入れしながら観てるくせに この儚いラストシーンはどうしてもコウイチが切なくて 二幕ずっと怒涛のコウイチハードモードだし 命を削って削って燃やして輝くコウイチの姿が切ない。 あんなにもいろんな夢を見ていたのに すべてを託して消えゆかなくてはいけない、って。ああ。 ピンスポットが消えて光が散る演出が美しくて泣ける。
フィナーレもカーテンコールも泣けて 今日で博多座公演観られるの最後だから。 2年前の帝劇で観たあと、またSHOCK観たいなって思ってた あのあと公演は中止になってしまって SHOCK自体も作品内容を変えながら続けてこられた また本編を演じられて、それを観劇できる喜び その輪の中に北山くんがヒロミツとして立っていること 夢にも描かなかった夢のようなできごと。 この目に耳に焼き付けてひとつも溢したくなかった。 ずっと続く と歌われる最後の曲、救いのようで眩しくて これからもずっとずっとこの光の中にみんなが居られますように 一公演でも多く、一人でも多くの観客へ届きますように そう願いながらいつまでも拍手していたかった。
今日のご挨拶では北山くんは発言なかったから きのうはレアだったのかな。 まだまだホッとできるような心境ではないんだろう ストイックだから、もっとこうしたい!がきっとある。 後半公演も観たいなー(すぐ欲が出る) ここまでこられて、2公演観ることができて、大満足しあわせ。
屋台を見に行こうかなんて言っていたけど いざ行ってみたらコミュ障にはハードル高いな、 とひよって近くのご飯屋さんへ逃げ込んでみたけれど 飛び込みなのにすごく美味しくて だし巻き卵とか鯛の土鍋ご飯とか。大満足 博多ともなると美味しいご飯しかないんだな、きっと。
演者のみんなは博多の街も満喫できないのに申し訳ない気持ち また来年も同じメンバーでやってくれたらいいのにな 地方公演もして、今できないことも楽しんでほしい。
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