鉄腕ポエム4

2004年02月01日(日)
にがつ…かぁ。

9時くらいに目が覚めて、まだ起きたくなくて
そのままうだうだしたり二度寝したりして
結局起き上がったのは昼過ぎだった。
堕落しているけれど、こういう時間は好き。
洗濯をして、昨日分の日記を書いて。
いろいろしている間に夕方になっていた。
電車に乗って、また新宿。
マクドナルドでビッグマックセットを食べる。
うまい。

お腹いっぱいになって、新宿ロフトプラスワンに行く。
プラスワンは飲み屋みたいなライブハウス。
地下2階なのに、携帯の電波が入ることにちょっと感動。
今日は「鉄腕ポエム4」というイベント。
きのうのMARZで主催者さんからチケットを買っていた。
連日、言葉イベントです。
きのうのSSWSにも出ていた出演者さんもいる。
というか、お客さんもだいぶ同じような人たちが来ている。
みなさん連日の参加のようだ。
会場は満員だった。

入ると、もう「前説」のステージが始まっていた。
女芸人(?)の荒木さんがおもしろかった。
そして、本編が19:30から始まる。
昨日のMARZにも出ていたジュテーム北村さん。
かなりきわどい人です。上半身は裸。
ワイルドというか、そういう感じ。
会場はとても盛り上がってた。
私はちょっと苦手だなぁと感じてしまう部分があるけど。
場を持っていくチカラをすごく持っていると思った。

ざっと感想を述べますと。
小林大吾さんは、昨日の準優勝者。
見た目はダウンジャケットなんか着ててスポーティーだけど
声とか読み方はとても紳士的。ダンディーな感じ。
語尾の切れ方がちょっと長井秀和に似ている。
詩の内容も、異国だったりメルヘン要素があったり。
聴いていると『名探偵ホームズ』を思い出す。
アニメの、犬のね。
ああいうちょっと渋めの世界。

ハギーさんという方は、申し訳ないけれど
伴奏のブルースハープ奏者の人のがすごくて
そっちばっかり気がいっちゃってました。
詩は全然憶えてない。ハープがかっこよかったぁ。

稀月真皓さんは、「この人どっかで…」と思ったら
Ben's cafeで司会やってた人だった。
一度見ただけだけど、忘れていないものだなぁ。
この人は本当に素敵な女性です。
美人だし、そのうえリーディングにもチカラがある。
お客さんからお題をもらって即興詩をやるんだけど
その能力たるや。頭の回転めっちゃ早そう。
うまいし、かっこいいし、かわいい。すごいね。

昨日のSSWSに出ていたラッパーの
メテオさんとロイさんがユニットで参加していた。
たぶん私と同じくらいの年なのかなぁ。
フリースタイルで10分以上やってた。かなり無理しつつ。
ラッパーって言っても、ZEEBRAみたいな雰囲気じゃなくて
もっと親しみやすい感じ。
帽子+ダボダボの服+気だるそうな雰囲気。
笑いも誘いつつ。良いコンビネーションでした。

西野智明さんは、落語家みたいだった。
詩っていうか、漫談だよね。あれは。
今日のがたまたまそういうのだったのかもしれないけど。
ティファールの鍋を買ったことで嫁さんと喧嘩した、とか。
ゆる〜く喋るから。
まぁ、リズムとかはあるんだけど。
個人的には好きです。ああいうの。

桑原滝弥さんは、これまたきわどい。
突然上着脱いで上半身裸で暴れまわったりしちゃってた。
こえー。詩の内容はわりと普通だったけど。

最後は、主催者の近藤洋一さん。
以前行ったSSWSで一度見ていて。
その時と同じ詩を2編読んでいた。
言葉の一節一節が短くて、独特のリズムを生んでいる。
日常生活から半歩飛び出したような
「妄想生活」っぽい詩の内容は結構おもしろい。
最後は今まで出てきた詩人・ラッパー交えて
セッションみたいな形で終わった。

SSWSは、やっぱり戦いの場なので
緊張感があったりするんだけれど
今日はそういうのがないから、自由でのびのびと
みんなで楽しもうじゃないかー的な空気だったと思う。
出演者も濃い人たちばっかりだった。かなり疲れた。
歌舞伎町をあとにして、各駅停車で帰った。
ネックウォーマーに顔を埋めて帰った。
家について、一件のメールを送信した。




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ごめんなさい。

今日と昨日と、違った特色のものを観られて面白かった。
また行きたいなぁとは思うけど
もうちょいコンパクトな、短めのイベントのほうが良いな。
今日も終わったの23時近かったし。




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