MAMALAID RAGワンマン@渋谷クアトロ

2003年07月19日(土)
よくよく考えてみれば、ママラグのワンマンって初だった。
彼ら自身ライブハウスでのワンマンは今日が2回目。
いつもBYGでやってたから、そんな気がまったくしないけど。

はてさて。
今日のライブもお友だちにチケット取ってもらっていた。
あゆみさんありがとう。
整理番号もめちゃ早くて。フロア入ったら2列目でした。
そして1列目にはBYGでお会いした方々が。再会。
始まるまでにお喋りで笑いすぎてノド渇いたー。

定刻18時を少しだけまわって、開演。
静寂の中、さざ波のような拍手に包まれMAMALAID RAG登場。
しっとりとしたセッション(?)から幕開け。
1曲目は「恋におちたら」そして「向こう側」へと。

しかしまぁ、お客さんの静かなこと。
別に悪くはない。じっくり聴くのはアリ。
でも…前からこんな静かだったっけ?
曲が終わってから拍手だけじゃなくて「ヒュー」みたいなさ
そういうのがBYGの時もあった気がするんだけど。
ボーカルの田中拡邦さんも、最初数曲やって
「そろそろ和んできたかな?」
とか言ってたけど。私には
「まだまだいくけど、キミタチ準備できてんのかい?」
と言ってるようにしか見えなくて、ちょっと笑った。

田中さんがキーボードへ移動して「きみの瞳の中に」
それから…何の曲やったんだっけか。記憶が。。
棒立ちで聴いてるのが足腰につらくてね。

メンバーが去って、田中さんの弾き語りコーナーも。
No.1ロックンロールバンド宣言をしてからなのか、
最近の田中さんは饒舌だ。よく喋る。
今日もビートルズの曲をカバーして歌ったんだけど
それに関する高校時代の思い出話とかしていた。
メンバーが戻ってきてからベースの江口さんに
「今日はよく喋るね」
って言われてたし。
うーん。確かにとてもご機嫌だったね。
最初ママラグを観た時は、見た目クールで、
っていうイメージがすごくあったんだけど
最近は表情もすごく柔らかいし、よく喋るし。
何があったの?って言いたいくらい。

後半戦は「夜汽車」「彼女のタペストリー」「きみに夢中」
などなど。
もうこのへんになると会場も暖まっているせいか
1曲終わるごとの拍手も大きく!声もちらほら。
私は足が痛いーと内心思いつつも。
楽しそうに演奏しているステージの上を見ると顔が緩む。
相変わらずアイコンタクトの多いこと!
一番アツイのはやっぱり田中&江口ね。
楽しい楽しい!って目で言ってる感じ。
新しいドラマーの豊田さんも、早くその輪に入れてあげて!

アンコールでは、誰のカバーって言ってたっけ?
「You are sixteen」という曲を。
会場にいた16歳のお嬢さんに捧げるそうですよ。
そして「目抜き通り」で初夏らしくシメ。
が!最後のシメのタイミングはずしてたー。わは。
苦笑いする江口さんと目が合いそうになって…やばいやばい。
大きな拍手の中、オープニングでやった
インストの続きのようなセッションをして
ものすごく満足そうな表情を浮かべてMAMALAID RAGは
ステージを去っていきました。

今日実は、かなり意気込んでライブに臨んでいた。
『きみの瞳の中に』を聴いて思ったことと
今日のライブで見てやろうと思ってた。
どうなんだよママレイドラグ。どうなんだよ田中拡邦。
と、いやな客なんだけどさ。
でも今日のライブ観たら、全部すかされた気分。
見よう、見極めようとしても、見えない。わからなくなる。
クールになったと思ってたのに、また熱くて。
かと思いきや幸せそうに柔らかく笑っている。
まだ見極める必要なんかないのかもしれない。
音の成熟ぶりのせいで忘れていたけど、彼らはまだ若い。
歩き出したばかりの人たちなんだ。
まだまだ進行方向定まってなくても良いのかも。
自由に、やりたいようにやってよ。
私も自由に、聴きたい時に聴くような姿勢でいようと思う。
なんかガッツリいく感じがしないのよね、彼らとは。
いやな意味じゃなくて。そんな感じ。




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終演後は、あゆみさんたちとご飯食べて帰ってきた。
またも笑いすぎてお腹が…楽しかったですわ。おもしろすぎ。

あ!今朝9月4日の渋公のイベント取れなかった!
こんなことなら先行ちゃんと申込むんだったー。
まぁ、がんばって探しますわ。




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