リーダーコラボCD届く。 |
2003年02月25日(火) |
今日、goopopから商品が届いた。 通称・リーダーの汚れ仕事。 ファッションブランドとのコラボレーションCD付Tシャツ。
とうとう来たか。
CDは12cm盤で薄いプラスチックケースに収められていた。 ジャケットがあるわけではない、CDそのものに直接 タイトル「SAND CASTLE」とクレジットが印刷されていた。 「Bass,Keyboard & Produced by Makoto Leader Nishihara」 の文字に目が留まってしまう。 クレジットにはリーダーの他に 「Bass : Kousuke(Bean Bag)」と、あるのだが (そういえばBean Bagはアロハ所属のバンドだ) リーダーはどれくらいベースで参加しているのだろうか。
早速プレイヤーにかける。
ドラムとキーボードのインストから始まる。 序章といった感じで、ちょっとゲームのRPGで 道を歩いている時の音みたいだ。 それが1分ほどで終わると、いよいよ。 軽快なバンドサウンドが鳴り始める。 女性のヴォーカル。 英語なので何を唄っているのかはよくわからなかった。
よくわからなかった。
とにかく初めてこの曲を聴いた時は。 ライブのMCで田中さんが言っていたように 「マコトさん節」は全開かもしれない。 サビ前にベースがうなったりして、いかにもだ。
けど、そういうことじゃなかった。 涙があふれた。
西原誠の曲に女性のヴォーカルが乗って駆け抜けていく。 これはGRAPEVINEの音楽じゃないんだ。 確実に西原誠の音楽が 確実にGRAPEVINEとは別のところで鳴っている。 その事実がどうしても重くのしかかってきた。
リーダーの音楽活動は嬉しい。 それは数日前に書いたばかりだ。 彼がまだ、音楽活動を続けていって それを今こうして耳にすることが出来る。 それはすごくすごく嬉しいと、思える。
なのにどうしてあんなに苦しかったんだろう。 CDが1周した後、苦しくてたまらなかった。
一度CDを取り出して、表面を眺める。 手が少し濡れていて印刷面のインクがこすれてしまった。 このCDは手作りなのだろうか。 ブランドのロゴの横には御丁寧に プロデューサーのサインも印刷されていた(Tシャツも同様)。 見慣れたサインに「Bass」の文字が抜けていることに気付く。
あーもう。 嬉しいけど、寂しくて悲しくて苦しくて。 どうしようもない。
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