スペースシャワー列伝 第十三巻。 |
2002年04月12日(金) |
サブタイトルは「幸結の宴」ということで。 「はっぴいえんど」な感じの男たちが4組。 ちなみに出演者は↓ キンモクセイ・初恋の嵐・ママレイドラグ・ゲントウキ
新宿Loftに行くのは初めてだった。 歌舞伎町界隈を歩く時は、私は必ずウォークマンで音楽を聴くことにしている。 変な人に声を掛けられても、軽く無視出来るように。 これは東京ライフ2年目の私の知恵。 今日のミュージックはもちろん「春雨道中」。
開場。 今日は一人でちょっとソワソワ。 下手側の壁に張り付いて、コーラを一飲み。 アルコールでも…とも思ったが、酔いは音楽に任せることにして小さな紙コップで500円の高価なコーラで開演を待った。
一番手は、初恋の嵐。 いや、今日は「初恋の嵐 with friends」。 ボーカルの西山さんが先月急逝されたのだ。 今日は、そんな西山さんの代わりにいろんな人が一曲ずつ、初恋の嵐の唄を唄ってくれた。 私は、彼らの楽曲を、まともに聴いたことはなかったのだが、聴いて「めっちゃカッコイイ〜」と思った。 メロディーとか歌詞とか。 私自身しばらく恋というものをしてないのだけど、以前の懐かしい感情が甦ってくるような演奏だった。 特に「Nothing」という曲と、メジャーデビュー予定曲の「初恋に捧げる歌」(?だったかな。すみませんうろ覚えで)という曲が印象に残っている。 いずれもまだ音源にはなっていないということで、形に残せなかったというのは非常に残念なことである。 今日は「最後のライブ」だと言っていた。 でもメンバーの方も「with friends」の方々も、楽しそうに演っていた。 そんな感じで出足好調な「幸結の宴」。
二番手ゲントウキ。 こちらも、初聴き。 4人バンドかと思いきや、お2人サポートさんだったそうで。 ボーカルの田中さん(またかよ、Vo.田中…多い)の声がおそろしく爽やか。澄みきってるね、のびのびだね。 こんな曲がぴったりくるなら春も悪くない、と思わされる。
三番手。待ってましたMAMALAID RAG。 にわかにお客さんが前に寄ってき始めていた。 私の後ろあたりにも、お姉さま方が数名集まっていた。 1曲目は「目抜き通り」。ああ…ホント待ってたよ。 またその声を生で聴けるのを。 田中さんの背が高いお陰で、チビの私にもよく姿が見えた。 あうっ…イイ…いいよ。。 前にも言ってある通り、私は田中さんの顔がかなりスキ。 もちろんママラグの曲が好きなんだけど。(←前も言った) 計7曲だったかな。 最後の「春雨道中」のアウトロを聴いてる時、ずっと心の中で「まだ、あとちょっと…そのまま…続けてっ」て唱えてた。 終わるのが寂しかったー。ずっと聴いていたかった。 早くアルバム出してくれないかな。
トリは。キンモクセイ。 結構疲れてきていたので、キンモクセイの出番まで座って待ってたんだけど、前の方に若い娘たちが続々集まっているのが見えた。 今日のライブで一番ド肝抜かれたのは彼らだった。 あんなに音がデカイと思わなかった…耳ヤラレそうだった。。 テンションやたら高いし…びっくりだよ。 私の中では「ラーメン屋台の人」だったのに… しかもラスト2曲Vo&Keyの伊藤さんが立ってギター弾いて唄い始めたんだもん。えぇー!?ギター計3本ですかぁ? っていうね。びっくりだよ。ホント。 恐るべし、キンモクセイ。
てな感じで、かなり満足な内容だった。 アルコールじゃなく、ちゃんと音楽で酔えた。 楽しかったー。
う…すっげ長い。 今日の日記読んでくれた方すごいです。 そんなアナタに一票差し上げたいくらい。 いや、ホント。
|
|