売れる音楽、売れない音楽。

2002年04月11日(木)
8日、モンゴル800のアルバムが100万枚を突破したらしい。
インディーズでミリオンセラーを出したのは史上初だとか。

今日、新星堂に行ったらその新聞記事のコピーが張ってあって、それで知った。
「うわぁ〜…」って、ちょっと鳥肌。
だって、100万枚だよ。
オリコン見てて、いつかは超えるかと思ってたけど。
本当に100万枚。

モンパチを気に入っている友達がいる。
私が散々バインを聴かせて、ライブにまで引き連れて行っているのに、未だにバインのCDを一枚も買わない友達。
そんな彼女を惹きつけるモンパチ。
100万枚を売るモンゴル800。
オリコン初登場1位になるBUMP OF CHICKEN。
オリコン初登場10数位のGRAPEVINE。

…何が違うんだろう。
売れる音楽と、そうでない音楽って。
いや、バインが売れてないとは言わない。
ファンだっていっぱいいるし、評価だって高いし。
そうじゃなくて。
売れる音楽って、でかいレコード会社で・強力なタイアップがあって・メディア露出も膨大で・キャッチーで、っていうようなイメージが私の中ではあった。

だから、バインだとかくるりだとかは、別に1位になったりミリオン出したり、そういう類の音楽じゃないと思ってた。

それがバンプやモンパチのような、若くて・ノータイアップで・メディア露出もほとんどなくて、っていう音楽が売れる音楽になっていて。
私の中でのイメージの階層が壊れはじめて。

良い音楽が素直に売上げに繋がる時代になったってこと?
そうなのかな。
所詮、売上げなんてただの数字だよって?
そうなのかな。
だったらもっとさぁ! …やめよう。
別に、バインに売れて欲しいとかじゃないから。
でも会話で「音楽って何聴く?」「グレイプバイン」「…あ〜名前ぐらいしか聞いたことないなぁ」とかいわれるの、少し悲しい。
そういう人でもバンプは好きだったりするのよね。

いろんなことが、わかんなくなった。



明日はロフトでスペシャ列伝だ。
楽しんでこよ〜っと。





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