優しい記憶。 |
2002年03月19日(火) |
バインの田中さんが夢に出てきた。 夢はよく見る方なので別に珍しい事ではない。
では、何故あえてここに記すか。 とても強く印象に残っている場面があるからだ。 それは田中さんの笑顔。 優しくて暖かくて心が満たされるような笑顔だった。 見たこともないような表情。 いや、見たことのない表情を、夢の中とはいえ再現出来るはずもない。 そう、つまり「夢の中で田中さんが優しく笑っていた」と起きている私が「思った」だけのこと。 私の記憶の中にある「何か」が、あの笑顔を、田中さんの形を借りて形成したはずなんだ。 そう考えるものの、私は首をかしげる。
一体何があんなに優しいものを見せてくれたんだろう? 本当はあの笑顔は誰のものなんだろう?
私の中にも、あんなにも優しい記憶が存在していたのか。 そんなことに気付かされた。 夢というのは本当に不思議なものだ。 あの日起きた瞬間、とても幸せな時間だった。 また、あんな幸せな夢を見たい。
欲を言えば、現実の世界であんな表情を向けてくれる人が居たらいいのだけれど。
…あれ?もしかして私、寂しいこと言ってる? そそそそそそんなことないよなあ?(誰に確めてる?) 明日、くるりの新譜を買おう。ママラグも買おう。 そうしよう。そうしよう。
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