2006年04月27日(木) |
故ナムジュン・パイク(白南準)氏 |
ナムジュン・パイクさんとはビデオアートの仕事でご一緒した、韓国の音楽に日本の伝統音楽をパソコンでリミックスするための仕事だった、かなりな早口で英語をしゃべってた、酒の席で初めて日本語が堪能というこしが解った、日本で暮らしてた頃があったらしい。 彼の描こうとする世界はどことなく岡本太郎さんと似ている、そのナムジュン・パイク氏の作品が撤去された。
[韓国国立現代美術館に展示されていた韓国人現代美術家、故ナムジュン・パイク(白南準)氏の作品に「日本海」との表記があることがわかり、韓国が主張する「東海」と異なり不適切だとする指摘を受けた同館は25日、作品を撤去した]
「竹島問題」の余波なんだ、哀しい・・・。
[同館によると、特別展に展示されていた「古地図II」という作品。元々、フランス語で日本海と記されたアジアの古地図に同氏が筆を加え、作品化した。同館は「韓国の代表的作家の作品に日本海とあるのは問題」との観覧客の指摘を受け入れ、作品を入れ替えた]
そこまできてるのか? 盧武鉉大統領は [竹島問題は靖国神社参拝問題や歴史教科書問題とともに歴史認識に関する日韓関係の基本問題だとし「単なる小さな島の領有権問題ではなく、韓国にとって主権確立を象徴する問題だ」と述べ、いかなる経済的利害関係や文化的交流もこの問題を解決することはできないとの考えを表明した]
政治家には大いに喧嘩してもらって、僕達は文化交流して仲良くなればいいとずーと思ってきたし実践してきたつもりだ、又仲の良い友人も多数いる、しかし大統領の発言にはショックを受けている、まだ実感も湧かない、日の丸や小泉首相の写真を焼いているニュースを見て、驚きはするけれども、ごく一部の人の行いだと思っている、これが逆だったらどうなるのだろうか?
アーティストの表現を政治的理由で葬った歴史を繰り返してはならない。 パウル・クレー
【太鼓奏者】はじっと見ている。
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