新知庵亭日乗
荷風翁に倣い日々の想いを正直に・・・

2004年06月08日(火) 公開講座が終わって

 筑波大学附属盲学校公開講座がおわりました、受講生の皆様は全員、障害児学校の先生方でした。だからか優しい眼差しをされていました。

 皆さん太鼓に関しては初めてと言う事で【〜しなくてはならない】というのを一切はずした演奏でした、素晴らしかったです。
 リズム音痴というのも西洋音楽がもたらしたもので、1年365日、24時間、60秒からのタイムに合わない事をリズム音痴、ピタゴラス楽派の十二音階のある一音や和声に合わないから音痴だそうですね。
 その民族、地域の人々の体内時計や環境の違いを理解していない20世紀的偏った西洋志向がもたらした弊害という事が最近言われ初めてます。

 我々のDNAというか過去(生前も含め)記憶には、皆んな集まって歌い踊るという歌垣文化が現在でも形を変えて続いています。
 まったく初めて撥を持った人がそれぞれ違う事を叩いて総合的にそれがかみ合ってくると大変楽しくなります。
 僕はそれを【右脳的アプローチ】と言っています、これはある訓練を繰り返すとか反復練習によって習得される技術ではないのです、例えはよくありませんが、馬鹿になるとか・・・そう幼児が夢中で遊んでいる、みたいな状態です。

 このアプローチを専門の太鼓打ちが持てばおそらく身体を壊したり怪我をしなくなり60〜80歳代まで現役でいられると思います。

公開講座の模様





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