新知庵亭日乗
荷風翁に倣い日々の想いを正直に・・・

2004年01月10日(土) ロイ・トバァイアス先生との出会い

Roy Tobias
ロイ・トバァイアス
 ニューヨーク・シティ・バレエ団出身
 スタジオ・ベラーム バレエ主任教授
      ベラーム・ステージ・クリエイト 演出・振付家
 ソウル・バレエ・シアター 芸術監督

 僕は、多胡先生の「くるみ割り人形」正月バージョンの歌舞伎版をこしらえました、今回最大の良い事はロイ先生と親しくお会いしたことです、現在は韓国のソウルにお住まいです、日本語が堪能でそして日本の伝統文化に対する造詣の深さには驚かされました、フランスのパリ時代には歌舞伎の六代目菊五郎のパリ公演のさい通訳をして、お礼にと着物をいただいたそうです、韓国のご自宅には日本の障子や蓑、番傘、浮世絵などを置いているそうです。

 現在はご高齢で少し身体が不自由なのですが、多胡さんの師に対する接し方などを見ていて、バレエの世界ですが、日本の伝統世界が伝える、子弟の道が厳然と貫かれている事を感じました。

 こういう方々と一緒に仕事出来る事を心から感謝しています、僕には何物にも変えがたい財産となるでしょう。

スタジオ・ベラーム
http://www3.ocn.ne.jp/~belleame/findex.html


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