2003年08月09日(土) |
Forever 三光后ちゃん |
名前も知りません、その歳もお顔も知りません、笑芭さんが運営するサイト「源氏の部屋」の掲示板で知りました。 そして彼女は逝きました。短い青春だったようです、笑芭さんが書かれた文章を読むと涙が溢れます。 当時僕はキリ版ゲット王を自負して海外へパソコンを持っていってでもゲットしていました、そういう時何かはにかむような文章を書いている三光后ちゃんを知ったのです。 僕は直感的にこの人は何かハンディーを持った方ではないかなーと思ったのです、掲示板には時として架空の事を書く方がおられます、僕も時々そうです、しかし彼女の文章にお母様の事や従姉妹さんの事が書かれているのですが、どこか夢の中、恐れずに言えば夢遊病者が書いている、もっと言えば幽体離脱した魂が書いているような印象を得ました。 この経過は笑芭さんが三光后さん、とこしなへにに詳しく書かれています。 僕はちっちゃい子供の死、友人の自殺を経験した事があります、そしてこれらは僕にメッセージを送ってくれてからの死でした、あまりにも恐ろしくて人には言えません・・・。 三光后ちゃんは逝ったのですが、生前に書かれていた文章が先ほども書いたように何所か別世界から書かれた印象を受けていたのです。 僕が八ヶ岳で星を見ている時に三光后ちゃんの想像上の面影とかぐや姫なった彼女の姿が雅楽を基調とした音楽で頭の中に響き渡りました。 そしたら「源氏の部屋」の笑芭さんも、星を見ていてあるメロディーが浮かんだと言って僕に譜面を送ってくれました。現在、笑芭さんが作曲された曲を雅楽器やシンセを使って彼女の想いを音楽で奏でようと作業を始めました。
「源氏の部屋」の掲示板にはアーティスト、詩人、文学者がよく訪れています、その方々も次元や角度が違っても、同じような直感をされていたことを後から知って驚きました。 僕のホームページのトップに妙音姫のイラストがあります、はるうさぎさんが書かれた三光后ちゃんのイメージをご覧下さい。 後で知ったのですが三光后ちゃんは「斎宮と斎院に関するサイトを作ることが私の夢なんです!」と言っていたそうです、僕は以前仕事で作曲した「斎宮物語」に舞いの音楽があります、ある時夢の中で三光后ちゃんが舞っていました、そのイメージははるうさぎさんの描かれたイラストのお姫様だったのです。
後からはなんとでも言えますが彼女は死してもなお、僕達にメッセージを送ってくれています、不思議な女性です。
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