新知庵亭日乗
荷風翁に倣い日々の想いを正直に・・・

2003年01月15日(水) 緊急報告アフリカ・コンゴの実情

Shinchanの友人でロンドン在住のジャーナリストMarcus Perkinsさんからのコンゴ取材報告が届きました。


The United Nations is investigating reports of cannibalism by rebels in north-eastern Congo, where the slaughter of civilians continues unabated despite peace agreements.

The Congolese call themselves a "cursed people". With a war that has left an estimated 3.5 million dead, the people of the Democratic Republic of Congo (DRC) have probably suffered the worst massacres of any single nation since the Second World War.

Shinchanの訳
国連は、北の東コンゴ(ここで民間人の虐殺は引き続き和平協定にもかかわらず衰えない)で反逆者による食人風習に関する報告書を調査しています。コンゴのものはそれら自身を「呪われている民族」と呼びます。概算350万人の死者を残した戦争で、コンゴ民主共和国(DRC)の人々は、第二次世界大戦以来任意の単一の国家の最悪の大虐殺を恐らく受けました。

Manodje Mounoubai, a spokesman for the UN mission in Congo, told the Associated Press yesterday that during the past week UN investigators had been looking into reports that Congolese rebel troops had killed and eaten Pygmies. The rebels of the Congolese Liberation Movement (MLC) and Congolese Rally for Democracy-National are apparently killing the Pygmies if they return from hunting expeditions without food.

Manodje Mounoubai(コンゴの国連の使命のスポークスマン)は、過去の周辺国連中に、コンゴの反逆者軍隊が殺した報告書および食べられたピグミー族を調査官が調査したと昨日AP通信社に伝えました。見たところでは、それらが食物のない遠征をすることから生じる場合、民主主義国民のためのコンゴの解放運動(MLC)およびコンゴの回復の反逆者は、ピグミー族を殺しています。

 ピグミー族の人達は伝統を重んじ、平和主義者にして誇り高き民族です、このような事になっているとは夢にも思いませんでした。 





↑メッセージがあるよ、クリック

 皆さんはあの鈴木宗男衆院議員のコンゴ人私設秘書、ジョン・ムウェテ・ムルアカ氏を覚えてられると思いますが、身長2メートルでビッグジョンという渾名がついていましたね、Shinchanは彼と何回か会っており、ザイールパーカッショニストB・Bモフランさんも彼に紹介してもらいました。

ザイールパーカッショニストB・Bモフランさんとは大の友人です。


 



モフランさんのレクチャー
http://www1.seaple.ne.jp/nia/Culture/mo-franck.htm

 Shinchanがザイールに訪れたのは1989年でパリのテレビ局の仕事だった、ザイールは音楽に満ち溢れた平和な国だった。Shinchanの見た限り、1年以上も給料を貰っていない兵士達でさえ決して銃を人に向けることなく、トラブルには説得で臨んでいた筈だったし、最も好戦的な人が多いと言われていた中西部カサイ州を旅したときでさえ、人々は非常に穏やかで、激昂して罵り合うことはあっても、暴力をこの目で見たことがないほどでした。

 
コンゴ(旧ザイール)はアフリカ諸国の中で内戦の絶えない国です、又先進国のグローバル化政策の影響がこういう所にも影響されているのですね、日本から遠い国で遠い話ですが、成人した若者達は一度こういう地域に行ってみるといいでしょう、現代科学、政治、宗教でも如何ともしがたい現実を見て人生観が根本から変わるでしょう、国境なき医師団、キリスト教のボランティア、NGOと少数ですが日本の若者も活躍しています、皆さんはどう思われますか?

 しかしながら渡航するためには、コンゴ出血熱やマラリア等の予防接種や事前の情報収集が絶対に必要となります、蚊や蝿、野菜、果物、生水は要注意です。

コンゴ民主共和国

 97年5月、ザイールで政権交代があり、国名及び国旗が変更
されました。現在も政情不安定のため、日本政府は、
退避勧告・渡航自粛勧告を続けています。


 隣に「コンゴ共和国(Republic of the Congo)」があり、区別するために、コンゴ・キンシャサ、またはコンゴ・ザイールと呼ばれることもあります。

ロンドン在住のジャーナリストMarcus Perkinsさんのサイト
http://www.marcusperkins.co.uk/frames/latest.html



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