新知庵亭日乗
荷風翁に倣い日々の想いを正直に・・・

2002年12月07日(土) 間奏曲「赤とんぼ」から「ラ・マルセイエーズ」キング牧師

手前から西郷隆盛、桐野利秋、村田新八


この座っているのが村田新八です、彼はフランス留学時にアコーディオンを習得して、あの官軍最後の総攻撃の前夜、西郷隆盛軍は高らかとフランス国歌「ラ・マルセイエーズ」をアコーディオンの伴奏で歌い、城山にこだましたと言い伝えられています。'70年代の大学紛争の時の学生達が「あかとんぼ」で西南の役終焉が「ラ・マルセイエーズ」というのは何か共通点が感じるのです。





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この歌詞まー凄い内容です「君が代」が大人しく聞こえますね。

La Marseillaise

Allons enfants de la patrie,    
Le jour de gloire est arrivé
Contre nous de la tyrannie
L'étendard sanglant est levé
Entendez vous dans les campagnes,
Mugir ces féroces soldats?
Ils viennent jusque dans nos bras
Egorger nos fils, nos compagnes!

Refrain

Aux armes, citoyens!
Formez vos bataillons!
Marchons! Marchons!
Qu'un sang impur
Abreuve nos sillons!

Amour sacré de la patrie,
Conduis, soutiens nos bras vengeurs!
Liberté, Liberté cherie,
Combats avec tes defenseurs!
Sous nos drapeaux, que la victoire
Accoure à tes males accents!
Que tes ennemis expirants
Voient ton triomphe et notre gloire!

Refrain

Nous entrerons dans la carrière
Quand nos ainés n'y seront plus;
Nous y trouverons leur poussière
Et la trace de leurs vertus.
Bien moins jaloux de leur survivre
Que de partager leur cercueil,
Nous aurons le sublime orgueil
De les venger ou de les suivre!

Refrain
大意
さあ、祖国の子等よ 栄光の日は訪れた。
暴君たちの血まみれの旗が我等に向かって掲げられた。
田園を満たす獰猛などよめきが聞こえるか。
彼等は子供や妻たちの咽喉を切り裂きにきたのだ
武器を取れ、市民達よ。 軍隊を組め、進め。
敵の汚れた血で我等が田園を浸せ。

忙中の間?所と国が変われば・・・

1812年のナポレオンのロシア遠征によって焼失したモスクワの中央大寺院が,70年ぶりに再建された祭典のために書かれたと言われている。フランス人はこの曲が嫌いだという話もあります。
ピョートル・イーリチ・チャイコフスキー
生没年 1840-1893 大序曲《1812年》をクリック!
1812年に当時破竹の勢いをもったナポレオンがモスコーに攻め入ったが寒さと飢えの厳しさに敗北した様子が写実的に描かれています。 フランス軍を現すのにフランス国家(ラ・マルセイエイズ)が用いられており、最後にその国歌を打ち消すようにロシア国家が高らかに朗々と歌われて、勝利を表現しています。そういう音楽だけにフランスでは演奏されない曲なんて言います。
冒頭の讃美歌は「神よ汝の民を護れ」という題名だそうで、民衆の苦悩と恐怖を表現しているそうです。まー最後には大砲が鳴って鐘がガンガン打たれます。




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しばらく間奏曲が続きます、次回はキング牧師の歌っているようなスピーチです
つづく


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