新知庵亭日乗
荷風翁に倣い日々の想いを正直に・・・

2002年09月29日(日) 番外編アムステルダムの柔道と太鼓





 Shinchanはここアムステルダムには多くの想い出があります、サークルパーカッションと言って、プロの和太鼓のチームと練習に励んだのもここアムステルダムです、日本には鼓童という素晴らしいチームが世界各国で絶賛を浴びています。その鼓童に負けないぐらいの硬派でもあり、又現代音楽シーンにも欠かせない団体です、ここでの練習にはなんとチャンコ番があり、相撲の世界のように若手が料理して、文字通り同じ釜の飯を食うのです、面白いでしょう?


彼等はアムステルダム王立音楽院でクラッシック打楽器科やユトレヒト、ライデンの音楽院を卒業していますので、基礎はガッチリしています。では何故オランダ人でありながら和太鼓の修行をして、しかもそれを職業とするのでしょうか?
 それはオランダが格闘技王国でもあるからです、東京オリンピックの柔道金メダリストヘーシンク、そしてアントニオ猪木と異種格闘技戦を闘ったルスカ、現在ではK1ですよね、実はShinchanも此アムステルダムで空手を習ったのです。師範はイランの方でした。

神永を破ったヘーシンク
 
日本は江戸時代に長崎の出島からオランダを通して世界を見ていました、蘭学を通して医学、語学、建築等長い間日本との交流のあった国なのですね。

 Shinchanは小さい時しょっちゅう虐められてました、「ピアノなんか弾いて女の子と一緒やー」とか「女男やー」とか言われて、裸んぼーにされた時もありました。ある時町のガキ大将雄太君がShinchanを警察署の柔道教室に連れていってくれたのです。ピアノの先生は大変怒りましたが、小学校の高学年になる頃には誰も喧嘩をしようとはしなくなりました。
 
 各民族が音楽を持っていて又相撲や唐手(空手)のように亜細亜、露西亜、ユーラシア大陸にはそれぞれ種類は違うのだけれども格闘技を持っているという、その共通点と相違点が民族音楽にも当てはまるという事を身を持って体験学習させてくれたのがオランダでした。

おまけ企画

ShinchanのCDが聞けるよ!


[TENJIN]

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