Seakの日記
日々感じたことを書き留めていこうと思っています。

2004年07月06日(火) 偉大なるぬるぽ

僕は、ぬるぽを馬鹿にしていた。まさか、ぬるぽにこれほど大きな力があるとは思っても見なかった。しかし、エンピツのMyReffererははっきりと語っている。ぬるぽによって、この僕の日記がこれまでなかったほどの回数、検索され、多くの人が訪れているということを。ちなみに、やってみてもらえれば分かるが、なんと、特定のキーワードで検索をかけると、僕の日記はかなり上位に表示される。なんとも驚くべきことだ。また、不思議に思ってしまう。Googleとは一体どんな仕組みなのだろう?文中に何度もぬるぽと書いているからなのだろうか。それにしても、自分の日記を訪れた人がほとんど検索できていて、しかもそのキーワードがほとんど同じというのも恐ろしいものだ。まあ、多いとは言え、1日30人程度だが…。しかし、それでも僕にとっては驚きだ。参考までに、Googleの検索結果は変わり行くものだ。僕がこの日記を書いた日には検索されていても、次の日にはどうなるか分からない。まあ、とは言え、googlebotはそう頻繁には訪れていないようだから、おそらくは当分変わらないだろう。

ところで、現在の日時は2004年7月7日20時2分だ。で、居場所は大学だ。こんな時間になぜいるのかと言えば、それは、資料ができていないからだ。たいした資料でもないのに、やる気になるまでここまで時間がかかってしまった。しかし、こんな遅くまで大学にいた甲斐があって、自分について、一つ大きなことを知ることができた。それは、僕は昔から、夜にならないとまともに脳みそが動いていないということ…。

気分転換のために大学から離れていたのだが、そこから大学へ戻ってくると、なんとも嫌な匂いがしていた。今日に限ってどうしたのかと思ったが、何かおかしい。嫌な匂いの割に違和感がない。これは、大学の隣にある川の匂いだ。そうだ。5年前、大学に入学したときから、毎日嗅いでいたはずの匂いなのだ。それに、僕は今までずっと気づいていなかったのだ。つまり僕は、少なくとも大学に入学したときには、日中ボーっと過ごしていたわけだ。自覚症状はあったつもりだったが、それほど前からだとは思いもよらなかった。

最近、いろいろと問題が起きたおかげで、ようやく自分のことを知る端緒をつかんだ。要するに、何かをやりたければ夜にやるしかないということだ。今まで、朝に早くとそればかり考えていたが、それはむしろ効率的でない。それよりも、頭が動く夜に仕事をすればいいのだ。ただ、深夜に動くとなると家の事情があるから面倒ではあるのだが…。夜になってから大学に来るのでは家で眠れない。かと言って家で作業をするとなると、相部屋の弟が困る。どうしたものか…。やはり無理にでも朝型の生活に変えるべきなのか。

家に電話をかけても誰も出ない。うちは常時留守番電話をセットしているはずなのに、それも動いていない。もしかしたら何かあったのだろうか。…そう思えば、普通の人は不安になるのではないだろうか。そうだ。僕もそうあるべきだ。なのに、不安にはならない。僕は、家族がどうなろうとどうでもいいのだろうか。今の生活を失うことに対して、危機感はないのだろうか。…きっと、僕にとって、現実の生活こそが架空なのだ。現実の生活が、一番リアリティがないと感じているのだ。だから、現実がどうなっても、それに対して感情を抱いたりはしないのだ。失えば気づく。おそらくそうだろう。分かっているはずなのに、感情はそれを理解できない。

今の生活が見えていない。周囲の動きも見えていない。社会の流れも見えていない。いや、ある程度は見えているが、それを真剣に見て、考えて処理しようと思っていない。思えない。彼女に対してもそうだった。好きだと思っていた。強い憧れを抱いていた。けど、どうしてもほしいと思えなかった。何がなんでも彼女の心を奪ってみせる、なんてことは思わなかったのだ。何かが欠けている。何かが…。


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