大学で書こうと思っていたのだが、土曜日の日記を書いた時点でインターネットが死んでしまった。最近はずっとインターネットの調子が悪い。それにしても単調な生活だ。バイトを止めてしまったのでこれから毎日同じような生活になるだろう。休みもないので、一週間、まったく同じような生活を続けることになる。困ったことだ。
とにかくまったくやる気がしなかったので、のんびり調べ物をしていた。前日の日記にも書いたが、地味でも必要な作業なのだ。本来ならこんな時期にやるべき作業ではない。
序論くらいしか読んでいなかった論文を、初めから少しじっくりと読んでいった。…すると、知りたくなかった事実が判明。僕の研究内容、すでに似たようなことをやっている人が、かなりたくさんいるのだ。一冊の論文集に40本ほど載っていて、そのうち2,3本に似たような記述があるからかなりのヒット率だ。これが意味するところはつまり、そういう人たちよりも優れたことをしなければ、研究をする意味がないということだ。船舶のシミュレータなんて邪道だと思っていたが、最近ではそういうことをやる人も多いらしい。1997年までの論文しかないことも不安をあおる。まさか、最近の論文でもっといろいろ出ているのではないだろうな…?過去の論文を調べてみると、あとからあとから続々と出てくる。教授が言うことを丸飲みにしていたが、かなり危険な状況ではある。なんせ、コンセプトがほとんど同じシミュレータを開発している人もいるのだ。しかも、よりにもよって同じ大学である。さらにお偉いさんでもあるらしい。いやはや、困ったものだ…。ちなみに題目は「オブジェクト指向ツールによる船舶航行シミュレーションシステムの構築」である。僕の研究のそもそもの発想はオブジェクト指向言語で柔軟性のあるシミュレータを開発しようということだから、「ほとんど」ではなくて「まるで」同じと言っていい。目的を付加するか、用途を広げるか、何か考える必要がありそうだな…。