2003.02.12 (Wed) 23:53 Viewer: 6 Letters: 1968 う〜ん、見に来てくれている人の数が どんどん減っているのが分かる。 日記は更新頻度が命、なのだろうか。
今日は、生徒が風邪を引いてしまったとかで、 家庭教師はやらなかった。 で、徹夜してずっとゲームをやっていた。 …あいたたた。 そろそろ人生考え直した方がいいね。 今日はゲームはやっていないが、 テスト前なのに 更新していない日記をひたすら書いているのもどうかと思う…。
8日の分から書いているのだが、 それを書き始めたのがだいたい19時。 今が24時近くだから、 概略5時間ぶっ通しで ひたすら日記を書き続けていたことになる。 我ながらすさまじい時間の使い方だ。
と言ってももちろん ずっと日記を書いていたわけではない。 それだったら、全部合わせて10000字にも 満たない程度しか書けないはずはない。 知り合いとメッセンジャーで話していたのだ。 本当に、人と話すということは いつまでたっても飽きない。 どの人でもそうなのではないだろうか。 なにをやっていても飽きるという人でも、 友達と話していて話すのに飽きるという人はまずいまい。 なぜなのだろう?
もしかしたら、不安なのかも知れない。 常にその友達が離れていくのを不安に思っていて、 話すことで、離れていかないと思えて安心するのかも知れない。 だから、あまりに関係が安定しすぎると 不安もなくなって、飽きてしまうのかも知れない。 人の動機は常に強い感情だが、 不安だって十分その動機になりうるし、 不安だからって悪いと決めつけることはない。 不安を抱くことで、何とかしようと思うことができるのかも知れないのだ。
僕は普段、 生活をする上で強い感情を抱くことなどなくなってしまった。 しかし、人と話すと、 その感情の欠片を手にすることができるようになる。 だから懸命に、いろいろな人と話をしているのかも知れない。 精神のエネルギー源である感情に飢えていて、 それをなんとか手に入れようと、必死になっているのかも知れない。
前は、そんなことはなかった。 1人でもそれなりのことはできたし、 強く他人に依存することなどなかった。 しかし今は、他の人がいなければなにもすることができない。 逆に、周りに人がいて、 その人たちがただそこに存在するだけで、 多くのことができるようになった。 これはいいことなのかどうか…。
人は、これほどまでに他人に依存しているものなのだろうか。 僕は、人に頼り過ぎなのではないだろうか。 勉強するにしてもなんにしても、 1人ではとてもやる気がしない。 だからこそ、周囲に人のいる大学の図書館だとか、 自習室だとかでないと、まともに作業すらできないのだ。 電車の中ですらそうだ。 さすがに本を読むくらい、自分1人でも苦に思うことはないが、 それでも、電車の中だと、遥かに集中できる。 時が経つのを忘れるくらい集中できるのは、 なによりも電車の中だ。 講義にしたってそうだ。 前の方の席に座って、多くの人の目が、 ほんのわずかにしろ自分に注がれていることを意識していれば、 それだけ、積極的になれる。
今は、僕の人生の中で、 もっとも人間関係に恵まれているのかも知れない。 質的な面で不満に思ったことは一度もないが、 僕には友達がずっと少なかった。 でも今は、インターネット上のつきあいも含めれば、 とっさに数え切れないほどの知人がいる。 だからこそ、彼らに依存してしまうのかも知れない。 彼らは僕が望むものを与えてくれる。 いずれそれらを失ったとき、 僕は絶望に打ちひしがれるのかも知れない。 でも、今は分からない。 苦しみは、苦しんでみなければ理解できないのだ。
僕は、漠然とした恐怖を感じる。 もやもやしているだけで、それほどたいした圧迫感もない。 僕は、苦しみというのを知らない。 誰しもが一度は経験しているはずの、 つらい体験、苦しい体験がない。 だから、僕は恐いのだ。 今のこの環境を失うこと、他の人が必死に耐え抜いている苦しみの中へ 僕が放り込まれることが。 だから、僕には、 僕と同じような幸せな環境にいながら、 その環境を批判する人の気持ちが理解できないのだ。 これだけ恵まれていながら、いったいなにを不満に思うのか。 この人には、今のこの環境を失う恐怖などないのか。
とは言え、実感など湧かない。 きっと、心のどこかで、 永遠にこの恵まれた状態が続くと高をくくっている。 本当はいろいろなものを抱えているのに、 失うものなどなにもないと思っている。 だから、本気で幸せをつかむ気になれないのかも知れない。 例え相手がどう思おうとも、強引に奪い去ってやろうと思えないのかも知れない。 …それは違うか。ただ、勇気がないだけか。
あと1日。 もう1日分書けば、遅れていた分を取り戻せる。 眠くなって、すっかり文章が大仰になっている…。
2003.02.13 (Thu) 0:58
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