2003.02.08 (Sat) 0:56 Viewer: 20 Letters: 1174 この日は、1限に講義があったのだが、 目覚ましに反応した記憶すらない。 ということで、起きた頃には、講義の始まった時間だった。
が、あとから大変な事実が発覚。 なんと、その日の1限は講義ではなく試験だったらしいのだ。 ということで、めでたく2単位を失ってしまった。 こ、こんなあっさり単位を逃すとは…。 しかも、ずいぶん簡単な問題だったらしい。 僕は、理屈をこねるのが得意で 論述問題だったら、例え勉強していなくても 優を逃したことはない。 それなのに、実に惜しいことをした…。
この日はこれ以外講義はなかったので 早々にあきらめて、大学には行かなかった。 これで、残り少ない日々を、簡単に1日失ってしまったわけだ。
その後、家庭教師をやった。 しかし、どうやら生徒は完全にあきらめてしまったらしい。 席について、おとなしく授業を聞くというのが どうしても合わないらしい。 それでよく、高校まで行けたものだ。 話してみると、明らかに頭は悪くない。 微分の説明をしたのだが、導関数を導く基礎問題を理解するのに、 1時間で十分だった。 この説明は、高校の場合、 平均変化率の説明から始めて、 50分授業で3回から4回、つまり、3時間あまりが費やされる。 それをこれだけの時間で理解できるのだから、 勉強さえすればできることは分かっているのだ。 それだけに、もったいないと思う。
ただし、微分に限ったことではなく、 数学の基礎というのは一般に、 かなり多めに時間が費やされる。 確実に理解できるようにとの配慮だろう。 だから、そういう意味では、 基礎問題を早く理解できることにそこまでの価値はないかも知れない。 でも、数学のこの部分でこける人はあまりいないと思う。 発展させるときに分からなくなるのだ。 しかし、そこから授業はスピードアップする。 これが問題だと思うのだが…。
帰りの駅で、 階段を上った瞬間、電車の扉が閉まり、 走り去ってしまった。 次の電車が来るまで、僕はひたすら数を数えていた。 単純な作業だが、意外と時間をつぶすにはいいようだ。 まあ、時間がもったいないので、 寒い駅のホームでなければ、 Javaのテキストを読むようにしているのだが。 さすがに、目を通しただけではなかなか分からない。 だから、何度も何度も読み返すようにしている。 最近、ようやく動的配列とハッシュ表がなんなのか、 分かるようになってきた気がする。
この家庭教師をしたあとの帰り道では、 いつも遠い空を想う…。 この寒さから、寂しさから、救ってほしいと願う。 僕にはその資格がないことも、 そもそもそんなことがあり得ないということも、 分かりすぎるほど分かっているのに。
今日はコーヒーの飲み過ぎで興奮気味だ。 早めに寝るつもりだったが、 もう1日分、更新しようと思う。
2003.02.08 (Sat) 1:18
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