5000番踏んだ方、 もしよろしければ、BBSにキリ番報告願います。 今まで、一度もそういうの、ないので…。
2002/12/27 (Fri.) 21:40 3356 170 これは26日の分か。 ようやく、遅れていた分もだいぶ取り戻せた。
昨日の分に、 クリスマスには2種類の人間しかいないと書いたが、 大部分を占める「無関心の人間」を忘れていた。 世の中がバカみたいに騒いでいても、 そんなこと、まったく気にしない人間だって多いのだ。
この日の日記は、不愉快なことがあって、 その不愉快をそのまま書いています。 だから、読む方も不愉快になるかも知れません。 感情的なくだらない話なので、ご注意ください。
この日は、ちょっとトラブルがあった。 僕がはまっているRagnarokについて、かどうかは知らないが、 ニュースでオンラインゲームについて流れたらしいのだ。 何でも、ゲームにはまって他になにもしないという 煽動的で恣意的な内容らしいのだが。 そんなことが、常識的に言ってあり得るのだろうか。 食事もしないで生きていけるとは思えない。 もっと馬鹿馬鹿しいのは、 そんなことで僕のところにあわてて飛んでくる家族の方だが。
あまりに馬鹿馬鹿しかったので、 僕は相手にしなかった。 ヘッドホンを頭に引っかけたまま、放置していたのだ。 なんか僕の横に座り込んでいろいろ言っていたが、 うっとうしかったので放置していた。
細かい話になるが、 そのとき僕は、PvPというのをやっていた。 Player vs Playerの略なのだが、 僕がやっているゲームは、 トラブル防止のためか、人を攻撃できないようになっている。 しかし、攻撃できるようにした場所も用意されているのだ。 僕はちょうど、そこにいた。 そして、そのときその場所には、 集団で少数を襲って楽しんでいる、 なんだか頭の悪い連中がいたのだ。 負けるのは仕方ないが、ただ負けるわけにはいかない。 幸い、僕は集団殲滅用の技というのを持っている。 だから、その技を撃ったあとでないと、死んでも死にきれないのだ。
というわけで、手を離すわけにはいかなかった。 そのときの僕は、非常に馬鹿馬鹿しいことに、 非常に頭に来てカッカしていた。 そのため、何とかしてやらなければならないと思ったのだ。 そのときの僕は、復讐で頭がいっぱいだったわけだ。
そんなときに、横から面倒なことを言われたわけだ。 まあ、常識的に考えれば応対すべきなのだろうが、 前から何度か書いているように、 まあ、家族と言っても要するに母なのだが、 母はアルコール中毒なのだ。 どうせ明日になれば忘れている。 適当にやり過ごせばよいと思ったのだ。 しかし、弟も出てきて、ややこしいことになった。
要件は簡単。 お前、なにをそんなにゲームをやってるんだ、と。 ああ、これを書くことすら面倒くさい…。 そのくらい、面倒くさいことをうだうだ言われたわけだ。 しかし、聞いてほしい。 それを言いだした動機がなんと、ニュースを見たからだと。 笑わせてくれる…。 あんな、先入観と偏見の固まりのようなもので、 なにが分かると言うんだ? 馬鹿馬鹿しい。 脳味噌、テレビに預けてる場合じゃないだろ? 情報ってのは、自分で吟味して初めて価値を持つんだ。 鵜呑みにしてどうするんだよ?
なんでも、韓国でオンラインゲームにはまって 生活が破綻している人がいるそうだ。 ああ、そう。 そういう人がいると、俺がそうなるんだ。 へ〜〜〜〜。 おもしろい論理の飛躍だな。 どうしてそうなるのか、詳しく話してくれないか? まあ、酔っぱらいには無理だろうけどな。 知ってるか?論理ってのは、飛躍させるもんじゃないんだ。 関係ありそうだから、ってのは、 相関関係って言って、因果関係じゃないわけよ。 別に、そういうことが韓国であったからって、 それと俺とは関係ないわけよ。 確かに、俺だってゲームにはまって廃人になるかも知れないさ。 でも、韓国人とは関係ないんだよ。 分かるのかね?
と、言いたくなるくらいだったが、 さすがに酔っぱらい相手にカッカしてもしょうがないので、 そのゲームを一緒にやっていた 先輩にメッセージを送りながら話を聞いていた。
だが、そこにシラフの弟が混じってきた。 弟の論理は極めて明快で、主張もはっきりしている。 二つあって、うっとうしいからやめてくれってのと、 話くらいしたっていいじゃないかってことだ。 どちらも極めてもっともであり、 耳を傾けるに足る意見で、なおかつ、僕も反省すべき点だ。 だから、面倒になった。
弟は聞くべき意見を述べている。 一緒に、母がどうでもいいことを言っている。 人生とはなんなんだと、それを今ここで議論することで、 問題解決にどう寄与するんだ? 前も書いたが、人生を語るには、人生のすべてをもってしても不可能だとする、 先輩の意見以上の答えはないだろう。 それでもその答えを追うなら勝手にしてくれ。 俺に聞くんじゃない。 それはあんたが自分自身で追うべきことであって、 俺に聞いて、俺が答える問題じゃない。
弟の意見には耳を傾けなければならない。 まだまだガキだというような印象がどこかにあったが、 弟も、もう20歳だ。主張すべきことは、きっちり整理して言ってくる。 まあ、そもそも言ってることは単純だしな…。 母の意見だって、きっちり整理してくれる。 それはいいのだが、母がいつまでたっても片づかない。 お前たちは自分が作ったなんて言われても、 こっちには答えようがないな。 確かに、僕は母のおかげで生まれてきたのだろう。 記憶などないが、様々な情報から考えて、 それ以外の可能性はほとんどない。 だが、僕のすべてをあんたが形作ってきたわけじゃないんだよ。 俺はあんたに作られたわけじゃないし、 あんたの所有物でもない。 俺には俺の意志があって、稚拙とは言え、 一応ものだって考えてるんだ。 あんたの意志ですべてを拘束しようとするな!
…危なかった、と思う。 酔うことで初めて示された、母の恐ろしい意志。 僕と違って、世の風俗的な常識を知った弟がいなければ、 僕は、きっとマザコン息子になっていただろう。 脳味噌ごと母親に預け、自分の意志などなにもない阿呆な人間だ。 危惧なんて通り越す。恐怖と言うにふさわしい。 物心ついていなければ、回避することなど不可能だ。
弟は冷笑で、その恐怖を笑い捨てていた。 弟には、自信があるのだろう。 確かに弟なら、母親に拘束されることなどなかっただろう。 中学、高校と、弟は母親とずっと争ってきた。 自分の意志を貫くために、母を制するために、 ずっと戦ってきたのだ。 対して、それが嫌いな僕は、そんなことはほとんどしていない。 せいぜい、どう見ても理にかなっている弟に加勢するくらいだ。 母は自分が責められていると感じたらしいが、 そんなことはない。 すべてを自分の意志の下に置こうとする、その価値観を責めているに過ぎない。 その価値観を捨てられないなら、確かに、 母自身を責めていたことになるだろう。 知ったことか。 僕は、そんなことで相手が傷つくことに、なんの抵抗も感じはしない。 知っているか?傷つくというのは、自分で自分に刃を突き立てるんだ。 他の人間は、要因に過ぎないのだ。
僕には、僕を救ってくれた人が何人かいた。 その人々のおかげで、僕は僕の意志を持つことができた、のだと思う。 分からない。今も、誰かの意志の下にあるのかも知れない。 しかし、僕は今、自分でものを考えていると思っている。 従うことが大事だと書いたが、 思考だけは、他人に預けるべきじゃない。
話は飛ぶが、 生理的な原因で、自分に刃を突き立ててしまう人々がいる。 意味もなく恐怖したり、強い不安を感じ続けたりするのだ。 その原因はだいたい分かっているが、対症療法しかないらしい。 自分がそうでなくてよかったと思う。 自分の意志が、自分でどうにもならないのだ。 確かに、そういうこともあった。 しかし、それが限界を超えたときの恐怖は、想像を絶する…。
僕には、破壊衝動がある。 単なる人格の破綻か、精神を病んでいるのか、 それとも、誰にでもあるものなのか。 よく分からない。
まあ、今日はこのくらいで寝ることにするか。 肝心の、27日分を更新できなかったな…。 ほとんどまる1日日記を書いていた1日だった。 う〜ん、それも悪くないか。 だんだん、書き続けると内容がぶっ飛んでしまっていたのだが。 脳味噌おかしいのかな? まあ、今の日本は、そんな人間でも受け容れてくれるだけの 懐の深さがあるような気はする。
2002/12/28 0:38
後日のために。 この日書いた日記の総文字数は、17179字と、18日の最後にくっつけた分だ。 17200字と思えばいいか。 A4レポート用紙をぎっちり埋めたとしても、11枚分になる。 なかなかがんばったもんだ。 …いや、それだけ。 なんだけどなあ。ホント、日記ならこのくらい、簡単に書けるんだよな…。 レポートはやっぱ、好きなこと書くわけにいかないからな…。
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