2002年11月24日(日) |
意義とは形あるものか |
2002/11/24 23:58 Words: 2610 Lines: 150 ちょっと驚いたことが1つ…。 大学の友人、1日に2度くらい、この日記見に来てる…。 ほとんど見ていないのかと思っていたら…。 なんだか意外だ。
それで、今日も特に身のあることはしなかった。 ちょっとJavaの練習をしたくらいだ。 ゲームを作ろうと思ったのだ。 まだ完成していないが、ドラクエのメッセージ部分だけのような 形にしようと思う。 あれくらいだと、シンプルで作りやすいのだ。
試しに、クラスなど、 オブジェクトに関する技術も使ってみた。 型の定義が本当にうるさくて参ったが、 とにかく、なんとか使うことができた。 まあ、使えただけでは意味がないので、 早いところ完成させてしまわなければ。 とにかく、今は習作を積み上げて、 細かいエラーを出しまくって、経験を積むことだ。 ある程度経験を積んだら、 便利なクラスを覚えていけばいいだろう。
その代わり、明日提出するはずの レポートをまったくやっていない。 明日、大学でやってしまおうと思う。 せっかくだから図書館に行ってみるかな。 彼女に会えるかも知れないし…。
今は風呂に入ってきた直後なので 程良く暖まっていて、指も最高に良く動く。 しかし、なにもしていないので、やはり書くことはない…。 そう言えば、今日は新聞も読んでいない。 せめて新聞だけでも読んでおけば、 何か書くことがあるかも知れないのだが。
社会ニュースで何かないかと思って 試しに時事通信社のニュースを見てみたのだが、 1つ、おもしろいニュースがあった。 おもしろいと言っては当事者に失礼だが…。
それは、「人工授精でHIV感染=ウイルス除去が不完全−西日本の大学病院」 というニュースだ。
西日本の大学病院で、エイズウイルス(HIV)に感染した 夫の精子からウイルスを除去して妻の子宮に入れる人工授精を行った結果、 妻がHIVに感染したことが24日、分かった。 だそうだ。 極めて短いニュースで、詳細がなにもつかめないが、 このようにエッセンスだけを伝えてくれるのが、 時事通信社のニュースの特徴だ。 余分な細かい情報など、ほとんどの場合はない。 すべてに目を通しても、それほど時間はかからない。 長いニュースを読んでいると疲れる方や、 時間のない方は、見に行ってみるといいだろう。 まあ、デザインは特に優れているとは言えないし、 インタフェースも、優れた工夫がなされているとまでは言えないが、 それなりに見やすいページだ。
それでニュースの方だが、 おそらく、わざわざHIVに感染している人が 人工授精をしたのだから、 なんとしても子どもがほしいと思ったのだろう。 まさか、こんな結果になるとは思ってもいなかったに違いない。
ウイルス除去というのは、 いったいどのような手法を用いたのだろう? 遠心分離か、加熱か、何らかの薬剤を用いたのか…。 HIVは水にも空気にも弱いと言われているから、 油断したのかも知れない。
極めて冷静で端的な記事からはなにも伝わってこないが、 この夫婦の気持ちは、いったいどんなものなのだろう。 そして、その周囲の人間はどう思っているのだろう。 特に、妻の父親ははらわたが煮えくりかえっているに違いない。 ニュースとして報道されているくらいだから、 知らないということはないだろう。
ということで、asahi.comを当たってみた。 こちらには、より詳しい記事が出ている。 見てみると、やはり遠心分離は使っているようだ。
やっぱり、それほど強く興味を持ったわけでもない問題を、 無理矢理取り上げようとしても無理があるようだ…。
ということで、他の話を。 …と思ったところで、高校時代の友人から 電話がかかってきた。 Acrobat Readerが使えないらしい。 はぁ?という感じだが、 とりあえず、ある程度アドバイスをしておいた。 と言っても、普通Acrobat Readerは、 インストールさえすれば、pdfファイルをクリックするだけで 使えるので、どう言っていいのか分からなかったが。 それにしても、1年以上会っていないのに 突然こういう話で電話してくるあたり、 かなりPCマニアのようなイメージを持たれているのかも知れない。 僕の知識など、せいぜい良く言って中級者程度なのだが。
そのあと、つい最近恋人ができて、 つきあい始めることになったと、 さんざんのろけ話をして、電話を切った。 1年以上がんばったらしい。 今時珍しい話だ。そういうこともあるのか…。
ただ、それまではひどい生活だったらしい。 大けがをしたり、何度もふられたり、 ろくなことがなかったそうだ。 ケガの方は分からないが、ふられる方は、何となく分かる気がする。 自分と他人は違うが、 それでも、前と比べれば理解できるようになった。 なにがショックなのか、昔はまったく分からなかったが…。
考えてみたら、 僕の人生は、極めて波風の少ない人生のような気がする。 大学に入ってから、これと言った問題も起きていないし、 それほど大きなイベントもなかった。 誰と会っても必ず話すような 大きなできごとなど、なに1つないのだ。
きっと、他人はこういう人生を、 つまらないと言うだろう。 しかし、僕はそれでいいと思っている。 耐えられないほど打ちのめされ続ける人生なんて、 僕は真っ平だ。 それなら、変化の少ない落ち着いた人生の方が どれだけ幸せかと思う。 だいたい、古来そのような生活を求めて、 数多くの人間が苦労に苦労を重ねてきた。 僕の人生は、そのような人たちの犠牲の上に乗っているのだ。 他の人たちがどうするかは知ったことではないが、 少なくとも、僕だけでも彼らの意志を汲んで、 平和な生活を楽しまなければ、と思う。
うーん、どれだけ引っ張っても、 書くことがないのはどうしようもないな…。 とりあえず、この2日で十分休息できた。 こうやって十分休んでみると、 金曜日まで、自分がずいぶんせっぱ詰まった気分だったことに気づく。 余裕がなくなっていることは、 余裕を取り戻してみないと気づかないものだ。
平和な気分なのはいいが、 そのおかげで、なにも書けない…。 まあ、仕方ないか。
2002/11/25 2:04
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