Seakの日記
日々感じたことを書き留めていこうと思っています。

2002年11月10日(日) 限りある時間の中で

2002/11/11 0:23 Access: 3983 (+31)
僕は、ずっと犯してはならない領域を冒涜してきた。
僕の犯した罪は決して許されることはないが、
少なくとも、今後もこの罪を犯し続けることだけは避けなければならない。

限りある時間の中で、
もっとも大事なのは、過去でも未来でもなく、現在だ。
いたずらに未来を不安に思うことは、
今を無為に過ごさせることになる。
大事なのは今。
今の幸福を失うと恐怖するのではなく、
今しかない幸福を満喫することを考えなければならないだろう。

危惧することなど、ほとんど意味を持たない。
危惧したところで、その原因が消えることはないし、
不安を呼ぶことで、失敗を招く。

それはそれとして、
今日は、基本情報技術者試験の
Moniter試験を受けてきた。
昨日の日記に書いたとおりだ。
この日の日付にそういうことが書いてあったかも知れないが、
あくまでも昨日の日記に書いたとおりだ。
まあ、ミスがあったかも知れないが、
そんなことは気にしないでいただきたい。

それで、10時頃に起きて、11時頃には家を出た。
13時半に池袋に着けば良かったのだから、
これはずいぶんと早い。
まあ、これにはいろいろと事情があるが、その辺は割愛する。

うちから池袋までは、だいたい1時間程度だ。
ということで、12時過ぎには池袋に着いた。
13時半の試験開始まですることなどないので、
とりあえず、試験会場だけ確認したら
その場を離れた。
あとでずっとそこにいれば良かったと少し後悔したが、
まあ、結果としてそんなことは些細な問題に終わったのだから
別に構いはしないだろう。

それで、池袋に行ったら
ほとんど必ず行っている、amluxに行った。
トヨタの自動車展示場だ。
ここは、行くたびに雰囲気が変わっているので
実におもしろい。
3ヶ月に1回ほどは内容を変えているらしいが、
それ以上のペースで変わっているような気もする。

そこでしばらく時間をつぶして、
それから試験会場に向かった。
試験会場では、ずっとJavaの本を読んでいた。
基本情報技術者試験のテキストも
一応持っていたのだが、
モニタ試験だし、別に気張ることもないだろうと思ったのだ。

まあ、その程度の心構えで受けたので、
結果も見事にその程度だった。
おそらく、半分も行っていればいい方だろう。

試験のあとは、またamluxに行って時間をつぶした。
今度は、試験を控えているわけではなかったので、
じっくりと時間をかけて見て回った。
それから、将来の購入候補として、
PriusとCOROLLAのカタログをもらった。

COROLLA一筋だったのに
なぜここでPriusかということだが、
これにはいくつか理由がある。
まずは、表面上の理由。
Priusは、極めて燃費がいい。
1リットルのガソリンで31キロも走る車なんて、
他にはなかなかない。
COROLLAは相当いい方だが、
それでも18キロだ。
31キロというと、下手なバイクよりも効率がいい。
弟はD-Trackerというバイクに乗っているが、
そのバイクは25キロ程度だ。

もう一つの理由は、性能が悪いということだ。
その外観や、受けるイメージに対して、
Priusという車は圧倒的に性能が悪い。
エンジンではなく、モータで始動するのだから当然だが。
これが、急加速、急ハンドル、急ブレーキを嫌う僕に
見事に合うのだ。
当たり前だが、モータはエンジンより駆動音が静かだ。
走行時の静粛性という点で見て、
モータはエンジンより圧倒的に優れているのだ。

ただ、内装など、
あらゆる点で見て、COROLLAの方が優れていることは否めない。
何より、COROLLAの方が50万円も安い。
冷静に考えて、この点は非常に大きい。

それから、東急ハンズを見に行った。
前にも書いたが、ここの7階には、
変なものがたくさん置いてあるのだ。
こういう量販店で、剣や刀や盾や鎧を置いているところを、
僕は他に知らない。
ちなみに、それだけでなく、斧や十手などもある。
もう少し見ようかと思っていたのだが、
そこで、電話がかかってきた。
僕は、あわててその電話を受け、
東急ハンズの階段を猛ダッシュで駆け下りた。
中学校は階段の上にあったので、
3年間、毎日階段を上り下りしていた。
そのため、今でも階段の上り下りは苦にしないのだ。
特に下りは、立ち止まっているよりも楽だ。

というわけで、秒速3歩という
先行者より速いスピードで、僕は階段を駆け下りた。
そのあと、またamluxへ向かった。
今度はさらにじっくり見て回り、
そこから出た頃には日が暮れていた。

それから、新宿へ行って、軽くマックで食事をした。
…ちなみに、関西の人はマクドと言うらしいが、
本当なのだろうか?
McDonaldなのだから、Mcと言うのが
いいような気もするのだが。
まあ、どちらでもいい。
僕は、基本的に略称は好きではないので、
マクドナルドと言うのが一番いいのかも知れない。

軽く食べるつもりだったが、
なにも考えずに、てりやきとチキン、
ミルクにアップルパイと、かなり豪勢な形にしてしまった。
なんと、合計630円(税込み)だ。

そのあと、ヨドバシカメラでメモリースティックを見た。
SDカードと同じで、64メガバイトで4980円だった。
ちなみに、SDカードはどのメーカも同じ値段だった。
それを知っていたら、僕も東芝のSDカードを買ったのに。
一応、東芝が好きなのだ。
Panasonicも嫌いではないから、Panasonicでも良かった。
僕は前に、ハギワラシスコムという会社のSDカードを買ったのだが、
僕は、こんな名前の会社を知らなかった。
結構有名な会社らしいのだが。

メモリースティックを確認し、
新宿の地下にあるハーゲンダッツ専門店を確認した。
いい店を知った。今後はその店でハーゲンダッツを買うようにしよう。
まあ、とりあえず全種類食べてしまったので、
あえて行く必要性はないのだが。

ちなみに、帰ったあとはしっかりステーキを食べた。
胸がいっぱいだったが、そういうときは食欲も出るようだ。
かなり食べたはずなのに、それほどきついとは思わなかった。
消化機能も大幅に良くなっているのかも知れない。

今、試しにJavaのプログラムを書いてみた。
たった1行、「隣の客はよく柿食う客だ。」と
表示するだけのプログラムだ。
まだ、何も見ずにかけるほど書式を覚えていない。
まだまだこれからの段階だが、
Javaに対する抵抗感はきれいさっぱり消えてしまった。
やはり、あの結城氏の本の力は大きかったようだ。

ちなみに、プログラムは以下のようなものだ。
たぶん、短いからこれ以外の書き方はないと思うが…。

public class Kaki {
public static void main ( String args[] ) {
System.out.println("隣の客はよく柿食う客だ。");
}
}

とまあ、こんな感じだ。
ちなみに、ファイル名はメイン文のある
クラスの名前と同じでなければならないので、
Kaki.java以外は許されない。

System.out.printlnは、
オブジェクト、フィールド、メソッドの順に並んでいる。
Javaのオブジェクトというのは、このように使うらしい。
Systemというオブジェクトの、outというフィールドにある、
printlnというメソッドを使うのだ。
何がなんだかさっぱりだろう。
僕にもさっぱりだ。まだ、オブジェクトのことはよく分からない。
メソッドを単独で見ると、関数と似たような
機能を持つようだが…。

ちなみに、オブジェクトというのは参照型の
データを表現するのに用いられるらしい。
C言語で言えば、ポインタの代わりと言っていいのかも知れない。
その際、その参照型のデータに、
さまざまな機能を付け加えたりできる。
たとえば、最初にString args[]という文字列を定義しているが、
このargsに対して、args.lengthとすることで、
文字列の長さを求められる。
このようなものが、オブジェクト指向という考え方の特徴の1つらしい。
ちなみに、本格的なことは、
テキストの下巻に書いてあるらしい。
僕はまだ下巻は持っていないので、
結局のところ、よく分からないのだ。

ああ、眠くなってきた。
今日はコーヒーは飲まなかったが、
結構よく寝た上に、緊張感もあったので、
特に寝ることもなかった。
まあ、いくら僕でも、試験中に寝たりはしないが。
それでも、少々眠くはなった。

これでどのくらいの字数なのだろう?
LibrettoはWordが動かないので、よく分からないのだ。
今度Javaで、テキストファイルの字数を数えるプログラムでも作ってみようか…。
クラスライブラリに頼りきりになることは間違いないが、
まあ、ちゃんと動くプログラムさえできればいいのだ。
入力は、標準入力を使うということで…。

ちなみに、標準入力というのは、
Javaのクラス、Sample.classがあったとき、
c:\java> java Sample < nikki.txt
というようにして使う。
ちなみに、プロンプトは僕の環境に合わせて
c:\java>
というものにしたが、ここには環境によって
いろいろなメッセージが来る。
UNIXは知らないが、MS-DOSの場合、
このプロンプトをpromptというコマンドで
任意の情報に書き換えることが可能だ。
変えたところで、それほどの利点があるわけでもないが。
まあ、プロンプトに時間を出しておけば、
いつ見ても時間が分かって便利だとか、そのくらいだろう。

とにかく、今日の教訓は、
大切なのは今であり、とにかく、今を楽しめばいいのだ。
未来のために行動することは大事かも知れないが、
未来を危惧し、今を制約することにあまり意味はない。
未来に対する影響が分かっているならともかく、
どうなるか分からない未来をあれこれ心配しても仕方がないからだ。
そういう意味で、予測可能な範囲では、
十分心配すべきだろう。

今日は、せっかくの時間を、
十分楽しめなかったような気もする。
まあ、細かいことは差し引いても、
これまでなかったくらい、楽しい時間だったのだが。
だいたい、細かいことをぐだぐだ考えられるようでは、
本当に楽しかったとは言えないのではないだろうか?
こういう時は、本当に過ぎるのが早い。
最近は時が走り去っていくような気分だったが、
このときばかりは、今になって思うと、
時が飛び去って行ってしまったような気がする。
実質にして、3時間弱。
…現実問題、それほど長くなかったんだな。

いろいろな車に乗り込んで、
サイドブレーキを強く引いてみて、
コラムやパーキングブレーキに文句を言って、
高級車に感嘆し、大型車に羨望の眼差しを注ぐ。
思い返してみれば、たいしたことはしていない。
もっと僕に知識があれば、どうにでもなったのに…。

僕は、後悔することはあまりない。
後悔してもそれほど意味はないからだ。
それくらいなら、過去を反省材料にして、
今後どうするかを考える方がずっと建設的だ。
たらればを言っていても、
それとまったく同じ状況など、現実では二度と再現できない。
今日という日はもう、戻ってこないのだ。

しかし、それでも僕は後悔することばかりになってしまう。
理性的な判断ができなくなり、
直情的な判断が僕の行動を規定する。
あとのことをまったく考えずに、行動だけしてしまう。
他のすべてでは、理性的な判断の能力が低いということはあっても、
理性的な判断それ自体ができなくなることはないのに。

さて、明日は少し早く行こうか。
アルバイトの仕事をこなすのだ…。
ちなみに、住所録の打ち込みは、
プリント1枚に1時間程度かかるらしい。
10枚で10時間か。
時給は830円とかだったので、
8300円くらいになるのだろうか。
まあ、自宅でできる仕事にしては、悪くない…。
と言っても、僕はデータ打ち込みの仕事は
経験があるので、コツはつかんでいる。
入力データを見やすい位置に置くことと、
頭で考えずに体で仕事のパターンを覚えることが重要だ。
身体は打ち込みを行い、
頭は間違いがないかどうかチェックしておくのだ。
ちなみに、これはあくまでものの例えであって、
そのくらいの感覚になるくらい、
慣れてしまえばいいということだ。
意識しておけば、それほど苦労なく、慣れることができるはずだ。
…もちろん、そもそもキー入力に慣れていれば、だが。
考えるのとほぼ同時に入力できる人なら、
それほど難しい作業にはならないはずだ。
だいたい、僕だってこの日記を書くときはいつもそうだ。
Librettoの方がちょっとやりやすいので、
感覚的には少し違ってくるが。

ああ、このキーボードの感触、
本当にいいなあ。
買って良かったと思える瞬間だ。
キーストロークは小さいが、それでも十分押した気分が味わえる。
しかも、ピッチもストロークも小さいので、
手が疲れにくい。
慣れるまで少し大変だが、
慣れてしまえばこれほど使いやすいキーボードはない。

2002/11/11 2:39


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