Seakの日記
日々感じたことを書き留めていこうと思っています。

2002年11月04日(月) 羨望の先には

2002/11/5 1:48 Access: 3818 (+19)
自分で踏んでいる分もあるとは言え、
この短い時間で19アクセスというのはすごい気がする。
何か原因でもあるのだろうか。

My Refererを見ると、
「所有戦略」という名前で検索をかけて
この日記を見に来ている人がいた。
マーケティング戦略の話を書いたときに
載せたことだが、おそらくこの内容では、
とても役には立たなかっただろう。

10月1日の日記なのだが、
その日記に旅行の話が書いてある。
ということは、1ヶ月前から計画していたということか。
意外と、息の長い計画だったのだ。

今日は、17時に目が覚めた。
昨日、寝たのが7時頃だったので、
10時間ほど寝ていたことになる。

昨日、帰ったときにメールチェックをしたのだが、
彼女からメールは来ていなかった。
送ったのが出かける直前なのだから、
3日も経てばメールの返事が返ってきてもおかしくはなかった。
ついに、無視されたか?と思って不安に思っていたところ、
今日になって返事が来た。
この4日間、ずっとバイトをしていたらしい。
僕が遊んでいる間、がんばっていたようだ。
…なんだか、また劣等感が。

劣等感と言えば、どうもこの僕の話し方も、
その辺から来てしまっているようだ。
鏡で自分の顔を見ると、どうも暗そうに見える。
僕は中学生の頃、科学研究部の部長をやっていたのだが、
まさにそういうイメージだと思ってもらって間違いない。

だから、意識的に明るく話すように心がけた。
それは一時期だったが、そのまま癖になってしまったらしく、
異常に感情表現の強い話し方になってしまったようだ。
普通に話しているつもりなのに、
録音された声を聞いていると、本当に異常だ。

それだけでなく、
リアクションが異常に大きくなってしまった。
1人でいるときはゴキブリが出てきたって
声なんて出さないのだが、
誰かと一緒にいるときは、ちょっと飲み物をこぼした程度でも
お腹から力一杯大きな声を出してしまう。
なぜ、こんな癖がついてしまったのだろう?

で、17時に起きたので、
特に書くことはない。
ということで、必殺のPHSを。

人は悪意を恐れる。
悪意を恐れるあまり、人に対して悪意を抱く。
とある。
このとき何を考えていたのか、
もう良く思い出せないが、
概要としては、人間関係のもろさみたいなことを
言いたかったのだと思う。

誰だって、嫌われるのは嫌だ。
もっと言えば、嫌われて傷つくのが嫌だ。
だから、それを避けるためにいろいろなことをやる。
その中の1つとして、自分から嫌ってしまう、というのがある。
自分が嫌いな相手に嫌われても問題はないという発想だ。

ああ、何を言いたいのかさっぱり分からなくなってしまった。
ボーっとして、思考がまったく進まない。
今日は、こういう話はやめよう…。

なんだか、眠くなってきてしまった。
11時間ほどしか起きていないのだが。
なんだかんだで、旅行の疲れがたまっているのかも知れない。

しかし、まだ少し書きたい気分だ。
こういう気分になったときは、
何か書くことが思いつくものだ。

ということで、もう十年一日、
毎日毎日代わり映えしない彼女のことを。
同じことをいつもいつも書くと、
読んでいる方はつまらないのではないかとも思うのだが、
幸福か不幸か知らないが、
今、僕の心の中には、
この問題がどっかりと腰を据えているのだ。
ここ数年、まともな悩みなどなかった僕の生活に、
久しぶりに現れた大問題なのだ。

それにしても、こういうプラスの悩みで悩めるのは幸せだと思う。
失敗しても、何かマイナスがあるわけではない。
気持ちは落ち込むだろうが、今までと同じに戻るだけだ。

旅行に行ってみて、
改めて彼女の存在の大きさを感じた。
前にも少し書いたが、いろいろ言われるのは覚悟の上で、
友人に少し彼女のことを相談した。
旅行の特別な雰囲気に飲まれたというのもあったかも知れないが、
ずっと彼女と話していないという
不安に耐えられなくなったのだ。
しかし、メールを受け取っただけでもだいぶ違う。
いったい、何を悩んでいたのだろう、と思ってしまうほどだ。
疲れている、というのが文面から
ありありと読みとれるあっさりしたメールだったが、
それでも、いや、それだからこそ、
彼女の存在をしっかり感じることができた気がする。

それから、ちょっと前に受け取った彼女のメールを見ていた。
人に言うとびっくりされるのだが、
僕は、PCが故障したりしない限り、
人からもらったメールは、後生大事に保管している。
大学のメールボックスは、サイズが60メガバイトを越えていて、
あわてて整理したほどだ。

そのメールに、どこに行っても
天然記念物のような目で見られる、と書いてあった。
いったい、どういうことなのだろう?
その時は、自分も絶滅危惧種と言われる、
などと冗談で返したが、
そんな簡単なことではないのかも知れない。

人は誰でも、なりたい自分、
そうあらねばならない自分というのを演じているはずだ。
僕だって、そういう部分がかなり強くなっている。
家にいるときはそういう部分はかなり消えるが、
大学にいるときは、ほとんど無意識のうちに、
そういう自分を作っている。
環境に慣れるということは、そういう環境に合わせた
自分を演じるということだと思う。

しかし、彼女の場合は、
それが行き過ぎているような感じがする。
それほど不自然ではないが、違和感を感じる。
その正体はなんなのか、全然分からないのだが。
僕は、人の心の機微を読みとるようなことは、
本当に苦手だ。

未だに、彼女の価値観が分からない。
何を是とし、何を否とし、
何を目標としているのか、さっぱり分からない。
だいたい、ある程度見ていると分かるものだが、
彼女の場合、その「ある程度」すら読みとれない。
いろいろ知りたいと思いすぎているのだろうか…。

明日は、2限からの講義だ。
計算物理学という講義なのだが、
この講義は今まで、他課程の実習の影響で、
ずっと休講だった。
この講義だけでなく、他にもいくつか、
そういう科目がある。
その課程と一緒にやっている講義は、
基本的にすべて、彼らが実習から帰ってくるまで
休講になっていた。
余談だが、教職担当の教官は、
教育実習もこれと同じ扱いにしようと
がんばっている。
今の扱いの低い教職課程が今後どうなるのか、
興味深いところではある。

それから、明日は新しい演習の科目が始まる。
いったい、何をやるのだろう。
結構厳しそうな教官が担当になっているが…。
基本的にこの演習というのはグループで作業をするものらしい。
だったら、彼女と一緒にやりたいものだが。
ただ、彼女とは学籍番号で8つ離れている。
これほどの規模のグループは、まず無理だろう…。

そう言えば、その彼女と一緒にやっていた
流通政策論、レポートの締め切りが近い。
そろそろ書き始めなければ…。
なんだか分からないうちに、2つのまとめを
両方僕がやることになっていたが、
まあ、細かいことは気にしないようにしよう。
友人には、5人でやる演習の作業を、
ほとんど1人でこなした奴だっているのだ。
それに、なんと言っても、
グループ作業なのだから、僕の作業が彼女の作業ともなるのだ。
…まあ、彼女はこの講義の単位を持っているから
単位とは関係ないが、それでも、
この作業が彼女の短期的な評価につながる可能性は十分ある。
彼女の評価を落とさないようにするためにも、
しっかりやる必要があるだろう。
あとは、やはり、彼女から見た僕の評価のためにも。
すでにかなり落ち込んでいるだろうが、
それでもまだ、最低とは言えないはずだ。
流通政策論については、明後日まとめることにしよう。
明日は、家庭教師の仕事だ…。

やはり、夜遅くなると
書く手がドンドン進む。いったい、どういうことだろう。
夜の方が頭の回転が速くなるようでは、
今後困りそうな気がするのだが。
まあ、普段はコーヒーのおかげで、
昼もそれなりに頭が動くので、
おそらく大丈夫だと思うが。

そろそろ寝ることにする。
7時起きだから、2時間半しか寝られないが、
そもそも起きたのが遅すぎるので、ちょうどいいだろう。

2002/11/5 4:35


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