2002年11月01日(金) |
未知への旅路 〜1日目〜 |
2002/11/04 0:00 Access: 3781 (+42) 実はもう、9時になっていたりする。 日記を書こうと思って、そのままRagnarokを やり始めてしまったのだ。
この日は、友人と旅行に行った。 1日から3日にかけて、草津、軽井沢と回ってきた。 友人と旅行なんて、僕の記憶では初めてだ。
計画は、3週間ほど前から立てていた。 旅行に行く話はもっと前から出ていた。 その間、あれだけ書いていた日記の中に この話が一度も出ていなかったのは、 僕のこの旅行に対する関心の低さを物語る。
そもそも、僕は旅行があまり好きではない。 必要がなければ家の外にも出たくないと思うくらいだ。 それでも行こうと思ったのは、 単に友人が行こうと言ったからだ。 自分一人だったら、絶対に旅行になんて行かない。
…と思って行った旅行だったが、実に楽しかった。 旅行なんて滅多にしないだけに、 貴重な体験ばかりだった。 だからと言って、特に役に立つとは思えないが。
朝は、9時頃に友人の家で待ち合わせをしていた。 しかし、理由は良く覚えていないが、 少し遅れてしまった。 友人が電話をしてきて起こしてくれたので、 寝坊が原因ではないと思うのだが…。 出かける前に日記を書こうと思っていたのだが、 それもしていない。行く前にRagnarokでもやっていたのだろうか?
結局、車で来るはずの友人たちがさらに遅れたので、 それほど問題にはならなかった。 車はレンタカーで、bBという車種だ。 前にも少し書いたが、2BOXの四角い車だ。 ターゲットを20台の独身男性に限定し、 嫌いな人は見向きもしないという変わった発想で設計された車だ。 それだけに、20台の独身男性である僕たちには とても魅力的に見えたのだ。
とりあえず、上品な雰囲気や静かな走行などは、 あまり求められていない。 あくまでも飾り気のない、シンプルな内装だ。 カローラと比べても、その落差ははっきりしている。 まあ、カローラの内装が豪華になった、とも言えるが。 ちなみに、僕は乗るならカローラしかないと思っている。 一発で漢字変換できる、数少ない車種でもある。 …まあ、日産の車は英語だから、だいたい変換できるが。 ちなみに、カローラとは「花冠」の意味だ。 辞書に特に注釈がないところを見ると、どうやら英語らしい。 さらに言えば花冠とは、花びらの集まりを指す。
全然旅行の話に入っていない。 初日は、とりあえず着かなければ仕方がないので、 とっとと高速道路に入って、一気に草津を目指した。 が、あっさりと最寄りのICに着いたので、 名前は忘れたが、なんとかという名の山に登った。 赤城山だったと思うが…。 結構有名な道らしく、いろいろな人が走りに来ているようだ。 ガードレールにぶつかった跡やタイヤの跡がたくさんあった。
そのあと、いよいよ草津に向かった。 その前に少し運転の練習をしてみたが、 周りが広ければそれほど問題はないようだ。 bBのギアはコラムという特殊なものを使っているが、 それほど問題はなかった。
使ってみてしみじみ思ったのだが、 カーナビというのは実に便利だ。 これがなければいつになってもたどり着けないというのは、 本当にありうる気がした。
…やはり、3日も経つとだいぶ記憶が薄れている。 昨日のことのように思っていたが、さすがに3日経つと、 3日分、記憶がなくなっている。 よく、思い出せない。
ホテルに着いたあとは、そこでのんびりしていた。 それから、温泉に入ったりおみやげを探したりした。 しかし、僕はおみやげというのが非常に苦手だ。 自分がもらいたいと思ったものが、 そういう観光地にあったためしがない。 …まあ、余計なものなんて欲しくもない、という感覚だからなのだろうが。 ついでに言えば、僕は高度な機械製品が好きなので、 観光地にあるものに魅力なんて感じないのだ。 食べ物も、高いばかりでそれほどおいしそうには見えないし。 ということで、何も買っていない。
食事は、結構おいしかったが、 まあ、こんなものか、という程度だった。 宿泊費10000円を考えると、たぶん、妥当なところだったのだろう。 茶碗を畳の上に置いたりしていたのは、 もう少しなんかないのか、という感じがしたが。
温泉は、本当に良かった。 さすがに、全国に名をとどろかせるだけのことはある。 …なんだかボーっとする。 いったいどうしたのだろう? 風邪が治っていないのだろうか。
貸し切りもあったが、 貸し切りではない方の温泉に行っても、 他の人は誰もいなかった。 わざわざ大学の創立記念日に行った甲斐があった。 ただ、景気が悪いのかな、とも思ったが。
草津は寒かった。 夜はなお、寒かった。 少し飲み物を買いに出かけて、 それから誰もいない、電気もつけていない ロビーのソファーに座って、少し友人と話をした。 普段はあまり話さない、彼女のことを言った。 雰囲気もあるが、それ以上に、 彼女に会えなくて寂しかったのだと思う。 隣に彼女が座っていてくれたら、と強く思った。 車に乗っているときは思わなかったが、 ホテルでのんびりしているときには、本当にそう思ってしまった。 ただ、彼女と一緒にここまで来たい、というようには思わなかった。 そうやってのんびりしているときに、彼女が隣に座っていてくれたら、 と、思ってしまったのだ。
夜もまた、友人とだいぶ話し込んでしまった。 友人はみんな酒を飲んでいたが、 僕はどんな雰囲気だろうと酒は嫌いなので、 飲まずにそのまま布団に入って転がっていた。 アルコールに対する嫌悪感がさらに増したからなのか、 酒を飲むと、異常に苦く感じる。 ビールも焼酎も、まったく同じ味に感じる。 いろいろなもので割っても、苦い味しか感じない。
これが、1日目だ。 赤城山にあった変な施設など、 いろいろおもしろいものはあったし、 感想もあったのだが、全然覚えていない。 僕の記憶力は、大丈夫なのだろうか。
2002/11/4 22:18
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