Seakの日記
日々感じたことを書き留めていこうと思っています。

2002年07月29日(月) 共通点

2002/7/29 22:40
彼女と僕との間には、簡単な共通点があるってことに気づいた。
気づいたと言っても、僕が勝手に勘違いしているだけという可能性もあるが。

それは、変化を望まないと言うこと。
僕もそうだったが、彼女もきっと、現状に特に不満がないのだ。
不安が見えないのも当たり前。
今の生活が充実しているのなら、不安を表に出さずに生活することだってきっとできる。
人はみんなそれぞれ悩みを抱えているのが当たり前で、
何か僕にできることがあるんじゃないかと思っていた。
でも、世の中には人の助けなんかいらない人だって、きっと大勢いるんだってこと。
人の助けは必要でも、僕の助けは必要ないんじゃないかってこと。
彼女には他に大切なものがあって、
そのために僕の気持ちを受け入れられなかったんじゃないかってこと。
いろいろと、気づいた。

気づいたきっかけは、マンガだった。
この歳になって、いい加減やめた方がいいと思うのだが、
結構おもしろいし、一部ではあるが、考えさせられるものもある。
突飛なことばかりが書いてあるので、
人とは違う考え方をするときの参考程度にはなるだろう。
…と言っても、これだけ多くの人が読んでいるのでは、
差別化を図るのは極めて難しいが。
あとは、何が正しくて何が間違っているのか迷ったとき、
極めて単純な勧善懲悪式の話が多いマンガは、少し参考になるかも知れない。

次に、NHKの番組の話。
遊具の危険性について取り上げていた。
遊具というのは鉄のかたまりなのだから、
全速力で走っていって頭からぶつかればけがをするのはどれを取っても変わらない。
木製のものは安全だとか言われるが、
頭から当たれば、鉄でも木でも極端な差はない。
それに、木は腐る。
こういう議論をするときは、いつも行政を悪役に仕立てる傾向があるが、
ことは命に関わるのだから、ぜひとも冷静な議論をしてほしいものだ。

と思うのだが、逆にことが命に関わるだけに、
感情的な議論になりやすいということがあるようだ。
箱のブランコが危ないと盛んに言っているのだが、
何がどう危ないのか、いまいち分からない。
確か被害者代表と圧力団体が出ていたと思うのだが、
序盤を見ていても何がなんだかさっぱり分からなかった。
危ないと言うだけで根拠がないのだ。

このような議論に巻き込まれる行政担当者を見ると、
非常に気の毒に思う。
このような場合、公正な報道というのはまずない。
大抵の場合、行政を悪役にするニュアンスが混じってしまう。
その上で、縦割りだとかなんだとか、独自性のない批判がなされるのだ。
思うのだが、この事例の場合、
利害関係者同士で話し合いをした方が、
直接関係のない行政担当者が考えるよりも良い結果が出るのではなかろうか。
そもそも、子どもの遊具の話を公務員が責任を持つというのは、少々無理がある気がする。
規格などの段階で責任を持つのはいいが、
個々の遊具に関しては、設置している団体が責任を持つべきだ。
学校の遊具であれば、学校が責任を持つべきではなかろうか。
いつも役所にいる役人がそれぞれの学校の遊具について
すべて責任を持つというのは、かなり難しい話だ。
責任を押しつけてしまえば学校は楽だろうが、それで被害に遭うのは子どもだ。

だから、日頃無責任なことばかり言っている圧力団体などが、
直接話をすればいいのだ。
そうやって現実に自分たちの意見を適用すれば、
いかに無謀なことを言っているのか分かるはずだ。
まあ、現実に適用すればかえって自分たちの意見の正当性に自信を持つ結果につながるかも知れないが、
それはそれでいいのではなかろうか。
もっとも良い意見が採用されさえすればよいのだから。

今日も、特にこれと言ったことはしなかった。
願書を出すつもりでいたが忘れていた。
と言うよりも、部屋を弟とその友人に占拠されていて、
部屋に置きっぱなしの財布を取りにいけなかったのだ。
そのくらい行けばいいじゃないかと思ったが、
そんなに急ぐ必要もないと考えたのだ。
ああ、なんだか頭がボーっとする。
明らかに頭の回転が鈍くなっている。
暑いせいだろうか。

2002/7/29 23:23


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