2002/7/13 23:37 なかなかレポートが進まない。 5つあったレポートのうち、今日片づいたのは1つだけだ。 残り4つ、明日中に終わるのだろうか。 明日がしめ切りではないが、明日中に終わらせないと 来週もまた、追い込まれた気分で過ごすことになってしまう。
そう言えば、水曜日、 僕と一緒に嗄声で苦しんでいた人がいたのだが、 その人は、僕とは違い、ライブに出かけて声が嗄れたのだそうだ。 要するに、大声の出しすぎらしい。 …声が出ないほど叫んでくるとは。よほど楽しかったに違いない。
我が家の古いクーラーは、 起動時に部屋の電気が一瞬暗くなる。 その一瞬に、かなり大きな電力を消費しているに違いない。 PCに悪影響を与えないかと、少し不安だ。
…にしても、会えないとどうしても思い出す。 たぶん7月に入ってから、彼女のことを書かなかった日はあるまい。 レポートが手につかないのは決して彼女のせいではないから 恋煩いということはないだろうが、 それにしたって自分がこんな風になるなんて考えもしなかった。
僕には、一応理想はあった。 しかし、この大学でそんな理想の人に出逢えるなんて まったく期待してはいなかった。 少なくとも、僕よりも明らかに理知的な人…。 それほどたいした条件じゃない。実際、いないことはなかったが、 どうもピンとこなかった。
それがまさか、いきなり編入して来るだなんて思いもしなかった。 しかも僕は、編入生というのに特別なイメージがある。 知人に、高専から編入してきた、という人がいるのだ。 理由はよく分からないが、とにかく僕にとってそれは、 とても大きなプラスイメージだったのだ。
僕のイメージは、まんざら間違いではなかったようだ。 前にも書いたし、考えてみれば当たり前のことなのだが、 高専を卒業していながらわざわざ大学に入ってくるくらいの人なら大抵の場合、 普通の成績ではないと考えられる。相当優秀であるのがほとんどだろう。
彼女は何を考えているのだろう。 いったいどういう人間なんだろう? 今まで何度も考えた疑問が、また頭をよぎる。 僕が今まで会ってきた人は、どんな人でも、 だいたい類型に当てはめることができた。 何をやらせても器用でそれなりにこなしてしまう人、 基本的に豪快で些細なことを気にしない人、 自分の好きなことにだけ、とにかくこだわる人…。 いろいろいて、どんな人でもだいたい類型に当てはめることができた。 しかし、彼女は僕の知っているどんな類型にも、当てはめることができない。 「分かったような気になる」ことすらできないのだ。 上に挙げた人たちのことだって、 僕は本当に理解しているわけではない。 器用に見えてもできないことだってあるし、 豪快に見えてもデリケートな部分はある。 こだわるように見えて、実は飽きるのも早かったり…。 それなりの期間一緒に過ごしていれば、いろいろと見えて来るものだ。
しかし、彼女との間に、もはやそれだけの時間はない。 彼女が留年するとは思えないし、2年経てばきっと卒業してしまう。 それ以前に、就職活動が始まれば彼女は大学どころではなくなるだろう。 僕は今のところ大学院に行くつもりだが、 それだってどうなるか分かったものではない。 今こうやって日記を書いていてレポートを書いていないせいで 単位をまったく取れずに、大学院には入れないかも知れないのだ。 悠長に少しずつ相手のことを知っていく、などと言っている暇はないのだ。
いつも彼女がそばにいるこの幸運な状況にいる間に、 …いる間に、どうすればいいのだろう? 僕にいったい何ができるのだろうか。 このまま夏休みに入り、2ヶ月近くの間彼女と離れていれば、 この気持ちも忘れることができるのだろうか。 そう言えば、会えなくても先週ほど嫌な気分にはなっていない。 まあ、今週は先週より話す機会が多かったというのもあるかも知れないが。
もしかしたら、今の僕の姿は端から見たら相当異常かも知れない。 声以上に、行動が異常なのだろうか。
今日は休みの日で、 眠いわけでも疲れているわけでもないのに、日記がおかしい。 そろそろ末期症状だろうか?
いったいこれからどうすべきなのか、 何が正しいのか、何をしてはならないのか…。 なんだか、歳を取れば取るほど、だんだん分からなくなっていく気がする。 このまま迷い続けたら、最後はどこにたどり着くのだろうか。
2002/7/13 0:07
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