ようやく、生活が落ち着いてきた。 ゴールデンウィークは、他の人ならともかく、 僕にとっては忙しすぎた。 忙しいのは好きではない。 仕事をするのは嫌いじゃないし、お金も欲しい。 それでも仕事をそれほどしないのは、 単に忙しいのが嫌いだからだ。 もっと言えば、面倒なのが嫌いなのだ。
で、ようやくそういう面倒なことから解放されて、 いつもの日々が帰ってきた。 こうやってのんびりと過ごしていられるのも、 大学生の間だけだ。 例え、大学院に行って幾ばくかの猶予を得たとしても、 それは一時のことに過ぎない。 まあ、このような時間の過ごし方をしている限り、 新しい二年の時間は、長久とも言える長い時間なのだが。 自分のためにすることなど何もないのだから、 誰か、他人のためにこの時を過ごしてみたいものだ。 話の流れから読めるとは思うが、 他人を満足させることが目的ではなく、 自分が満足するために、他人の世話を焼くのだ。 要するに、よけいなお世話、というやつだが。
工業科指導法は、UNIXの使用法をやった。 今時の教師はUNIXくらい使えた方がいい、ということのようだ。 ついでに、資料が大量に配布された。 自分がUNIXを教えることになったとき、 参考資料として役に立つように、だそうだ。 まあ、おそらく本当に教師になることがあったとしても、 その前にその資料は捨ててしまっていると思うが。
うーん…。 書くことがない。
若草と 空を貫く 車かな …君津で見た風景。
…ダメだ。 こんなことしか書けない…。
フランスの大統領選挙、 ルペンさんが決選投票に残ったことが話題になっている。 世の中で言われる言い方を借りれば、 「極右のヤバい人」だ。 決選投票でも、得票率こそ低かったものの、 それでも、60万票も票を上積みしたらしい。
が、この人の主張、 朝日新聞に載っていたのだが、 よくよく見てみると、実は日本と同じような政策を フランスでもやろうと言っているのだという。 …もちろん、ルペンさんの主張のすべてが 日本の政策を真似よう、ということではないが。
「移民は追い出せ!」というルペンさんの意向、 ということだが、これは正確に言うと、 「移民に関しては、日本と同じような対応をしよう」ということらしい。 日本では、当たり前のことだが、 外国籍の人が子供を産んでも日本国籍は取得できない。 しかし、フランスは違う。 日本と比べると、非常に国籍を取りやすいのだ。 偏狭なナショナリズムを遠ざけようとしてきた 努力の結晶とも言えるだろう。
しかし、これが今、非常に問題になっているらしいのだ。 当然のことだが、移民関係者は犯罪に関係することが多い。 犯罪をすることが多いと言ってもいい。 いろいろな事情はあるだろうが、それは確かなようだ。 それ以外にも、移民が増えたせいで失業率が上がった、 という問題も、完全に的外れな主張というわけではなかろう。
ということで、 ある意味ルペンさんの主張は、 「フランスはもっと日本のようになるべきだ」と言っている、 とも取ることができる。 …ルペンさんはそうは言っていないだろうが。 だが、実際そんな趣旨のことを言ったというのも 見たことがある気がする。 不勉強のためか、いまいち問題の本質をつかみきれない。
だから、ルペンさんは案外まともな候補者だったとも言える。 それとも、日本は極右が目標とするくらい閉鎖的な国だ、 と言うべきなのかも知れない。 どちらにしても、問題を安直にとらえると 事態を正しく把握することができないという 典型的な例のような気がする。
余談だが、 僕は日本の右翼が大嫌いである。 おそらく、好きな人はほとんどいないだろう。 この文章を右翼の人間が見て、 そして僕の素性を知っていたら、 間違いなく彼らは僕に肉体的な攻撃をしようとするだろう。 その発想法がまず、大嫌いである。
…ゴールデンウィークまではかなり調子が良かったのだが、 最近はどうも調子が悪い。 体調が悪いわけではないが、なんだかボーっとする。 いったいどうしたというのだろう…。 と言っても、いつものことだから、 すぐに調子を取り戻せるだろう。
いつまでもこの平和な日々が続くことを切実に願う…。
そう言えば昨日、 懸案だった指導教官願いを出した。 アメリカのパソコンがどうしたこうした、という話は書いたが、 この話は書かなかった気がする。 …そういうことを書かなければ、 後に読み返したときに記録となる日記にはなり得ないのに…。 過去を振り返るとき、 少しでも情報量が多くなるように、 なるべくたくさんのことを書くようにしているのだ。 同じようなフォーマットに乗っ取って書くと、 もっと情報が整理しやすいのかも知れない。 少し項目を考えてみるか…。
それにしても、日記を通して他人事のように見ると、 自分がいかにくだらないことで悩んでいるか、よく分かる。 悩むなんて時間の無駄だ。 大抵のことは悩むほどの価値がない問題なのだから、 適当にやり過ごしてしまえばいいのだ。 レポートがあると嘆く前に、そのレポートを終わらせてしまえばいいのだ。
しかし、3つのレポートはきつい…。
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