Seakの日記
日々感じたことを書き留めていこうと思っています。

2002年03月15日(金) 春一番

今日、関東地方では春一番が吹いたそうだ。
実際、今僕がいる窓際でも、かなり強い風が吹き込んでいる。
それに、窓を開けていないと暑いくらいの気温だ。

そして、パソコン内部にも相変わらず暴風が吹き荒れている。
せっかくWindows 98のインストールに成功したのに、
突然ハードディスク書き込みエラーで止まってしまった。
今日になってスキャンディスクをかけたら、
ハードディスクに物理的なダメージがあるらしい。
つまり、記録面に傷があるというのだ。
どんな技術者にも、これはどうしようもあるまい。
僕は、泣く泣くあきらめようか、と思った。

しかし、ここであきらめられるほど、
僕は経済的に恵まれていない。
残念ながら、新しいハードディスクを買うほどの余裕はないのだ。
ということで、異常が発見されたハードディスクは避けて
それ以外の領域を何とかやりくりして使うことにした。
ケチと呼びたければそう呼ぶがいい。
どんなにがんばろうと、無い袖は振れないのだ。
まあ、現実には25万程度の貯金があるのだが、
この程度の額、こんなことで使ってしまっては
あっと言う間になくなってしまう。
それは、借金で苦しんでいる弟が、
無言ながらも如実に物語っているのだ。

というわけで、故障部分を含むのが15ギガバイト。
もともとが40ギガバイトだから、
残りは25ギガバイトというわけだ。
これを8ギガバイトと17ギガバイトに割って使おうと思う。
数値が中途半端なのは、
シリンダを2000シリンダと1000シリンダ、
10進数で設定したためだ。

さあ、いよいよスキャンディスクだ。
残った領域にもエラーがあったりしたら、僕はもう立ち直れない…。
ちなみに、このスキャンディスクに要する時間は1時間35分。
8ギガバイトでこれなのだから、17ギガバイトの方に要する時間は
推して知るべし、と言ったところだろう。
その間、僕はずっとこの日記を書き続けるのだろうか?

…0による除算エラー。
だ、ダメだ…。
このハードディスクはもう、死んでいる。
ドライブCを調査できません、と表示されたままフリーズしている。
がーーーーん…。
みなさん、ハードディスクを固定せずに使うのはやめましょう…。

と言うわけで、ハードディスクの購入に向かうことにする。
あと、メッセンジャーが停止するそうだ。
メンテナンスか…。がんばって欲しいものだ…。
はぁ…。

で、約1時間後。
新しいハードディスクを購入して、Windows 98のインストールをしている。
OSのインストールというと、多少なりとも意識するものだが、
これだけ何回も繰り返すと、
もはや普通のソフトのインストールと、気分的に何の違いもない。
新しいハードディスクは無事に動作してくれるといいのだが…。

とにかく、どっと疲れた。
それだけでなく、懐も確実に寂しくなった。
液晶ディスプレイの購入など、果てしなく遠い夢となりつつある。
このフォーカスの合わないディスプレイと、
もうしばらくつきあっていくことになりそうだ。
弟や友人とも相談して、じっくりと考えていくことにしよう。
だいたい、今回のPC購入は全体的に性急に過ぎた。
もう少し落ち着いて考えても良かったが、
バイトで極端に睡眠不足になっていた僕には、
そんなことを考える余裕はなかった…。

今も、かなり余裕のない気分だ。
普段はなにがあっても、もう少しビシッとした方がいいんじゃないかというくらい
落ち着いた気分なのだが、今はさすがにそうも行かない。
自分のやることなすこと、ここまでうまく行かないのは久しぶりだ。
ちなみに、僕は困難を努力で乗り越えるのは大嫌いだ。
RPGなどのゲームをやるときも、
圧倒的な戦力で弱い相手を完膚無きまでに叩きのめすのが一番いい。
拮抗した戦力でどっちが勝つか分からないなんてごめんだ。
だいたい、僕が関わると、
どんなに圧倒的な戦力であっても負ける可能性が出てくるのだ。
それが拮抗していたりしたら、確実に負けるに決まっている。
だから勝負事は嫌いなのだ。さらに、賭け事はもっと嫌いだ。

…こんなに感情的な気分になったのは久しぶりだ。
早く気分を落ち着けなければいけない。
感情的になっても、判断を誤る確率が上がることはあっても、
メリットとなることは特にないだろう。
感情的になると力を多く発揮できる人間は、
本来はそんな条件などなくても力を発揮できるはずなのだ。
感情に頼るのは不安定な証拠である。
保守と安定、これが僕の信条である。

ところで、生徒は果たして進級できたのであろうか。
春休みの間、家庭教師は休みだが、それが急に気になった。
僕は、果たして彼のために全力を尽くすことができたのだろうか。
彼は、僕と同様、決して努力の報われることがないロータレントである。
そして、僕とは違って環境が悪く、
安定した人生を選択することはできなかった。
彼のまわりには、いわゆる不良が多かったのである。
僕は彼のような人間を救うために、
不良と呼ばれる人間は片っ端から排除すべきであると思うのだが、
どうだろうか。
見分けるのは簡単である。
彼らは犯罪行為という誤った方法で自己主張を行う。
それを見つけて摘み取り、二度とそのような方法に訴えることがないよう、
厳罰に処すればいいのだ。
酒を飲んで犯罪行為を行う人間も同様だが、
知的能力が劣る人間に対しては、穏便な手段など意味を持たない。
彼ら自身、そのような手段を用いないのだ。
そのような人間に対しては、彼らの流儀に則った処罰が必須である。
すなわち、力には力による処罰である。
そして、理論武装した相手には、それを上回る理論によって
論破するのがもっとも効果的である。
理論を暴力で破壊したとて、その敗北者は、
自らの敗北を認めることはないだろう。

しかし、人間は精神より肉体の方が上位にある存在である。
どんなに優れた理論も、暴力には屈するしかない。
これが心理であることは、人類の歴史が証明していると言える。

これを覆すためには、
理論を持つ人間が知的に劣る多くの人間を行使し、
暴力を暴力で封殺することが必要である。
そこで効果的になるのが、
明らかに知的に劣ると判別できる人間、
すなわち、自分のまわりの小さな社会に対して
犯罪行為やそれに類する行為で影響を与えようとする人間を
あらかじめ排除することである。
なぜなら、彼らは唯一の力である暴力が
まだ未発達だからである。
これを放置すると、集団となり、社会に大いなる悪影響を及ぼす。
そして、そのまま社会人として
社会をむしばむ細菌のように根を張っていくのである。

有名な言葉だが、腐ったミカンは他のミカンも腐らせる。
さらに、彼らは上下関係という忌々しい関係で結ばれている。
これは、本質的にはヒエラルキー構造と同様のものだが、
その表面的な性質がまったく異なる。
もっとも異なるのは、それが社会に対して
好影響をもたらすかどうか、ということだ。
一般に、ヒエラルキー構造は
社会に新たな富や幸福をもたらすために動いている。
そのために構成員が犠牲になろうと、
とにかくその目的のために邁進しているのだ。
それに対して、先輩、後輩といった呼び方に代表される上下関係では、
基本的に自分たちの利益のために動いている。

結果、どうなるか。
それは、本質的に同様のものである上下関係が
ヒエラルキー構造の中に持ち込まれ、
ヒエラルキー構造が上下関係同様、
自らの利益を求めるだけの集団と化すのである。
しかもヒエラルキーの性質と、上下関係を知らない人間が構成員になる、
という2つの要因により、
その利益とは、少数の上層部の利益となる傾向があるのだ。

このあと、
何とかWindows XPのインストールに成功した。
が、なんだかATOKがおかしい。
やはりWindows XPにATOK12は無理があるか…。
まあ、そうは言ってもこれしか持っていないのだから仕方がない。
とりあえずJUSTSYSTEMのサイトにでも行って、
アップデートがないかどうか探してみることにするか…。
自動変換ができないのもつらい…。


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