2002年03月04日(月) |
派遣の現実と奇妙な2人連れ |
まず、題名にある2つの項目には なんの関係もないことを、あらかじめ断っておく。
派遣の現実というのは、 僕と派遣先の人々、それぞれの現状認識だ。 僕は不思議には思わなかったのだが、 冷静に考えてみるとこれは非常に不思議なことではないかと思うので、 少し記してみることにする。
まず、僕は一緒に仕事をしている人たちの素性をいっさい知らない。 男であることは見れば分かる。 ネームプレートをつけているので名前も一応分かる。 しかし、それ以外の情報はまったくつかめないのだ。 横浜市に関連する仕事だから、 そもそも相手が公務員なのか会社員なのかということすら分からない。 普段であれば、会社員であることくらいは見当がつくのだが…。
その疑問を解決すべく、あちら側から話しかけてきた。 僕は驚いてしまったのだが、 なんと、状況を知らないのはあちらも同様だった。 僕は20歳の大学生なのだが、そのどちらも知らなかったのだ。 公務員か会社員か、どちらか分からないというレベルではない。 そもそも相手が社会人かどうかも分からないのだ。 というわけで、今日はいろいろと聞かれた。 学生なのだと言ったら驚かれた。まあ、そりゃ驚くだろうが…。 自分のところのオフィスに居座っている人間が、 実はまだ大学生というのは…。
僕を取り巻く環境は実に複雑で、 まず、クライアントの横浜市がいて、 それを請け負うとある大企業の系列会社がある。 その系列会社の子会社に僕は雇われているのだが、 それとは別に系列の会社があり、 僕と一緒に仕事をしているのはそこの人たちらしい。 システムの管理と運用を請け負っている人たちのようだ。 自分で書いていてもわけが分からない、 実に複雑な様相を呈している。 もちろん、僕とその大企業の孫会社との間には 派遣業者がはさまっている。
ちなみに、昨日のメールアドレス占いの詳細。 総合評価はPico 基本属性nega 才覚属性virtual 性格属性deep …やっぱり分からん。
奇妙な2人連れの方は、はっきり言ってたいしたことではない。 もう睡眠時間が4時間を切っているので とっとと書いてしまうことにする。 そんなに時間がないなら書かなければいいと、自分でも思うのだが。
帰り道、少し太り気味の男と、少女というのがふさわしい 15歳くらいの女の子との2人連れを見かけた。 …ただそれだけなのだが、僕はそれを見て、怪しいと思ってしまった。 人さらいか援助交際か、あるいは脅迫か? そんなことしか連想できず、その少女を助けに行くかどうか 真剣に考えてしまった。 今でも、警察に怪しい人を見かけなかったかと聞かれたら 躊躇なくこの2人のことを話すだろう。
ちなみに、親子ではない。 男の方はどんなに見積もってもせいぜい30歳くらい。 少女の方も、どんなに低く見ても10歳よりは上だろう。 ただ、その少女が妙に肩をすくめてうつむいて歩いていたのが気になったのだ。 僕には、何かを恐れてそうしているように見えてならなかった。 そのときすでに11時近かったので夜の闇が怖かったのかも知れないが、 普通であれば他の人間がいるときには、それほど闇を恐れたりはしないだろう。
もっとも、これらはすべて僕の錯覚である可能性もある。 なんせ、横を自転車で走り抜けただけなのだ。 見間違いということだってあり得る。 気になったから記しただけのことだ。
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