六本木ミニだより
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2025年01月22日(水) |
寒すぎ2/くずトロソーモン/衝撃の図書館発見 |
今日も寒かった。最低気温はマイナス2度になった。午前中サウナで暖まる。 そのあとマルシェに魚だけ買いに行った。火曜日のマルシェは空いている。 切り身のソーモン(鮭)は二人前で10ユーロ以上するのだが、パヴェ(「石畳の石」の意。きれいに切りそろえられた魚の切り身のこと)にすると、はしっこを裁ち落とすので、そのクズがたくさん出る。この小さな切れっ端を6ユーロで売っている。で、これが大トロなのである。(ただし、切り落としなので、ときどきすごく大きな骨が混じっている) で、これを狙って買いに行ったら「まだありますけど、二皿買ってくれたら2つで10ユーロにします。え、多すぎ? 冷凍できますよ、マダム」というので、ありがたく2皿買って、1/3ぐらいは袋に入れて冷凍した。生で保存した2/3のうちペロりと生で食べて、今日のうちにかなり減ってしまったのでこの選択は正しかったか? 生でおいしく食べられるのは明日までだと思う。ちなみに、加熱すると脂が多すぎておいしくない。
午後、あまりに寒いのに地元図書館は昼休み中であくのが15時から。「どこか近所であいている図書館はないのか?」と探したら、なんと、今までなんで気が付かなかったのか??? 家から交通の便もよく(バスでなく地下鉄で行ける)20分ぐらいのところに開館中のところが2つもあるではないか。 今まで西ばかり見て東を見落としていたのと、google map は開館中なところしか表示しないから、リストに上がらなかったと思われる。 一つは太陽を浴びながら(午後太陽が出たので5度ぐらいになった)歩いて行ったら、人がほとんどいないうえ、セーターを脱ぐほど暖かい。そこで、今日のうちに見ておきたかった動画を落ち着いて見る。ただ、ここは机も電源も少ない。 帰りに、もう一つの図書館も回ってみると、ここはコワーキングなみに机も電源も完備している。キッズルームとの仕切りがないのでうるさいが、静寂コーナーもある。そして今日気がついたのだが、ここは、前に住んで騒音に悩まされていたパリのアパートからも15分ぐらいである。ここにもっと早く気がついていたら、あんなにコワーキングを求めてパリをウロウロすることもなく、しかも無料だったのに、どうして今まで見逃していたのだろう?? それは、住所だけ見て、最初から選択肢からはずしているエリアだったからだ。土地勘がついた今でこそへっちゃらだが、当時は完全に「行ってはいけない」と考えているエリアだった。
「行ってはいけない」が「そんなに危ないってことないんじゃないの?」に変わったのはいつからだろう? 最初はバスやトラムの中から、エリアを観察した。その結果、「たしかにあんまりきれいな地域じゃないし、好き好んで住むべきではないかもしれないけど、別に追い剥ぎがいるわけじゃない」という結論になり、だんだん歩いてみるようになった。そこもパリの一部なのだ。ちなみに、そのあたりでも、地価は東京の港区より高い。
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