六本木ミニだより
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2024年11月09日(土) 天井の歪みは、階上のシャワーキャビンの接合部からの漏水が原因だった

金曜日の午前中、不動産管理会社の人が職人さんと一緒にやってきて、修理の見積もりのための調査に来た。これでやっと、窓(観音開き)の開閉が困難になるほど天井が下がってしまった理由がつきとめられた(1年がかり)。

昨年、階上の部屋がリノベ工事をして、シャワールームを設置したときに、その接合が悪くてじわじわと漏水し、拙宅(日本式3階)の天井と一つ上の部屋の床のあいだを湿気でみたした。それで建材が膨らんで、天井が歪んで下がってきたというわけ。怖い話である。

日本のリノベ会社が、味気ないユニットバスしか使いたがらない理由が身にしみてわかった。ユニットバスなら文字通り「バスールーム全体」をぱかっとはめ込むから、まず漏水しない。一方、こちらの浴室はシャワーキャビンや浴槽を防水工事もなしに「浴室」と名付けられたスペースの床に直起きしてしまう。しかも工事がいい加減なのに、こんなんで漏水しないほうがおかしい。

「わたしの住宅保険の会社にも連絡してください。直接の連絡はわたしたちがやりますから」と言われて、全員アドレスで、事情を説明する長い長いメールをDEEPLをたよりに頑張って書く。

そういえば、友達が購入した新築マンションの浴室は、「シャワー」だけついていて、キャビンもシャワーカーテンをとりつけるためのカーテンレールもなかった。つまり、防水もされてない洗面所に、シャワーがむき出しだったのである。建築前に購入契約していたら工事してもらえたのかもしれないが、この物件は他の人がキャンセルしたのを購入したため、前の人が注文したものがそのまま引き渡しになったのである。
いったいどうするのかと思ったら、大型DIY店でキャビンだけ購入して、シャワーを取り囲むような感じで後からキャビンをとりつけていた。「すごく高くついた」と友だちはぼやいていた。


石塚とも |MAILHomePage

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